こんにちは、ひまわりんです。
こちらはすごく涼しい日々が続いていて、夜は毛布が必要な日が続いています。
今からが一番いい季節。
そして、一年で最大のフェスティバル「ディワリ」を迎えます。
さて、今日はネパール9日目の旅日記です。
午前中は雨
前日に続き、午前中は雨。
雨季に来るものじゃないなと思いつつ。
昨日同様ゆったりと過ごします。
この日もゲストは私だけだったので、素敵なガーデンの広がる広い敷地を独り占め。
とはいえ、雨で外には出られませんが。
ちなみに、この日もまだツーリストバスが動いていないので、観光客の出入りが基本なし。
雨が止んだのでジャングルウォークへ
昨日象に乗って高原とジャングルをお散歩していた時に何度かサファリジープに出くわしました。
そのジープに乗っている人たちのつまらなさそうな顔を見ていて、やっぱりな、と思いました。
ジープサファリに乗っている人たちはよほど野生動物に出会えなかったのでしょう。
私たちの乗っているエレファントを一生懸命に撮影していました。
さて、この写真でいうと吊り橋の左側に国立公園に入るチェックポイントがあって、ここでこちらの入場チケットを提示します。
ローカル人たちは、入場料はなしで行き来ができるようです。

ジャングルでの注意点についてレクチャー
参加者1名に対してガイドは2名つきました。
というか、ほとんどツーリストがいないこの状況で、かつこんな悪天候。
ということで、参加者は私だけです。
場合によっては、
野生の象
野生のタイガー
野生のインドサイ
野生のクマ
に出くわすことがあるということで、これらの対処法のレクチャーを受けます。
例えば、サイに出会した場合は木に登るということ。
一方で、タイガーやクマの場合は彼らも木に登れるため、木に登った時点で行き場がなくなるので絶対にしてはいけないと言われました。
クマとタイガーはわりと対処法が似ていて、
とにかく3人で固まって決してバラバラになってはいけないとのことでした。
ジャングルを4時間ほどひたすら歩く

ジャングルの中をひたすら歩きました。
野生のインドサイを見るのがこのジャングルウォークのいちばんの目的のようです。
大体8割の確率で見られるそうです!
前日のエレファントライドだとほぼほぼ見られるらしかったのですが、前日見ることができなかったので、この日は見たいなーとは思っていました。
ただこの時期は一番緑が生い茂っている時期で探しづらいというのもあるそうです。
あと2週間先には野焼きが行われ、この辺の緑は一切なくなるんだとか。
ジャングルらしさは一番ある季節とは言えそうです。
ヒルに噛まれないようにする予防法
一方で、それだけ緑も生い茂っていることもあり、また雨季も影響してか、「ヒル」に悩まされました。
ガイドさんが私を挟んで前後に位置して歩みを進めていくのですが、後ろのガイドさんが私にヒルが付くたびに取り除いてくれていたのですが、それでも靴のあたりから登ってきたりするようで・・・
そこで、国立公園のジャングルツアーガイドとして20年近い経験を持つ方からポイントを教わりました。
服装とアイテム
忌避剤・自作スプレー
- 虫除けや蚊除けスプレーでも良いので、靴やズボンの裾に噴霧する
- 食塩水(水8:塩2)をスプレーボトルに入れ、靴やズボンの裾に噴霧する
(この食塩水はヒルに吸着された時に剥がす手助けにもなる) - ハッカ油や台所用洗剤の原液も、応急的な忌避剤として使える
行動上の注意点
ヒルに噛まれた後の対処法
上記を気を付けていたにも関わらず、私は3ヶ所噛まれました。
一ヶ所は脇、もう一つはお腹、もう一つは太ももです(涙)
いまだに大きく痕が残っています。
ヒルに刺されたあとですが、対処法があるのですが、お腹と太ももは後から気がついたので、私は適切な対処法が迅速には行えませんでした。
そのため、治癒に時間がかかっていると思われます。
一方で、ジャングルの中で気がついた脇については、その場でヒルの唾液(ヒルジン)を吸い出したので少し治りが早いように思います。
とはいえ、1ヶ月経ってもまだ傷跡が残っています。
私が今回ヒルに数ヶ所刺されて、かゆみや痛みに悩まされ学んだことをここにメモしておきます。
ヒルに刺されたらヒルを無理にはがさない
ヒルは無理やり引っ張ると皮膚にダメージを与えます。
塩や食塩水、もしくは消毒用アルコール・酢・専用スプレーをかけて、自発的に離れさせるのがポイントだそうです。
とはいえ、ジャングルでそんなことはできないので、私はガイドさんに無理やり剥がしてもらう形となりました。
傷口を洗う
ヒルを取り除いたら流水や消毒用エタノールできれいに洗い流す。
必要に応じて、ヒルの唾液(ヒルジン)を押し出すように傷口付近を優しくつまんでマッサージすると、かゆみや腫れの予防にもなるんだとか。
これはですね、ジャングルにいる間はできないので、帰宅後の作業となりました。
ヒルジンを早いタイミングで押し出すのがポイントのように思いました。
止血・保護
清潔なガーゼやティッシュで軽く圧迫しながら止血する。
びっくりするほどしばらく血が止まりません。
場所が場所なだけにあまり有効な止血ができなかったのですが、1日くらい止まらなかったと記憶しています。
消毒・薬の塗布
傷口が落ち着いたら、虫刺され用の抗ヒスタミン軟膏やかゆみ止めを塗る。
私もムヒを塗って絆創膏を貼って数週間保護していました。
それでもいまだに傷口は消えていません。
かゆみはさすがに1ヶ月たち消えました。
日本なら、皮膚科に行っていたと思います。
お腹と太ももの傷は残るような気がします。
いまだに非常に深い傷となっています。
みなさん、ジャングルでなくとも、山などでもヒルには十分気を付けてください。
お目当てのインドサイには・・・
会えませんでした。
シカと珍しい鳥、そしてヒルです(汗)
あと自分の身長ほどある「ant hill(アントヒル)」にいくつも出会しました。
日本語では、「蟻垤」(ぎてつ)や「蟻封」(ぎほう)と言うんですね。
アリが地中に巣を作る際に地表に持ち出した土や砂、植物の残骸などが堆積して作り出されるとのこと。
私はこんなに大きいのは初めて見たので、初めは切り株かと思いました。
本当にびっくり!触ると少しだけ柔らかい。
アリさんすごい!

10日目の日記に続きます。
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