こちらの続きです。
ドイツミュンヘンへ鉄道移動
早朝にお世話になったYさんのお宅を出発して、
最寄駅からまずWinterthurという駅まで。
ここでInter Cityに乗り換えて、ミュンヘンまで。
時間は大体3時間ほど。
Winterthurは思いの外コンパクトな駅で、
乗り換え7−8分あったので、
ここでコーヒーとミニクロワッサンが買えました。
でもいわゆる中央駅だと、
駅構内が広すぎてプラットホームもたくさんあるから
乗り換え時間10分以内だとお買い物は厳しいかも。
スイスの電車はWi-Fiが使えない
イタリアの行き帰りでもそうだったのですが、
車内Wifiができないんですね。
駅に到着したときは繋がるのですが、発車して駅から離れるとダメ。
ちなみにイタリア内は車内Wifi使えました。
ドイツに入ったら使えるかと思ったけどダメでした。
オーストリアからハンガリーに行く車内では走行中も
しっかり使えていたのでそこは意外でした。
それと、一等車でしたが、そんなに良い座席ではなかったです。
スーツケースなど大きな手荷物を置く場所は空いていたので、
そこはよかったかな。
日本では東海道新幹線の車内販売は終了しましたが、
こちらはあります。
スイスからドイツへ
スイス、ドイツ、オーストリアの国境に位置するボーデン湖(Bodensee)。
コンスタンツ湖とも言われるそう。
この辺りではレマン湖についで第二の大きさ。
琵琶湖じゃないけど、もはや海って感じ。
ボーデン湖の気持ち良い景色が長らく続きます。
これちょっと面白い。
ミュンヘン中央駅到着
今回の旅で、中央駅と名のつく駅は3つありました。
ウィーン、チューリッヒ、ミュンヘン。
規模としてはどこも同じくらい。
一番きれいだったのは、チューリッヒ。
一番古さを感じたのはウィーン。
ミュンヘンは絶賛工事中でした。
ミュンヘン中央駅の近くは治安が良くないとの情報もありましたが、
中央駅から徒歩5分以内で、
かつ、ミュンヘン空港までのリムジンバス乗り場がすぐなホテルを取りました。
大正解でした。
ひとまずホテルに荷物を置いて、
予約していたバイエルン州立歌劇場のツアーに参加すべく、
オペラハウスに向かいます。
バイエルン州立歌劇場
ミュンヘンの街はオペラフェスティバルの真っ只中。
街はオペラフェスの垂れ幕などがいろんなところにデコレーションされていました。
素晴らしかったオペラ座ガイドツアー
ガイドツアーのチケットは事前に公式サイトで購入していたのですが、
バイエルンの場合はBOX OFFICEでチケットを受け取るように
指示があったので取りに行きました。
申し込んでいたガイドツアーは、
ウィーン、ブダペストに続き3箇所目。
この日は、23/24シーズンのラストガイドツアーの日でもあったそうです。
おーー、大きい!広い!
というのが第一印象です。
それもそのはず。
座席数を調べてみたら、
・バイエルン 2120席
・ウィーン 1709席
・ハンガリー 1300席
今回ガイドツアーに参加した中では一番の座席数。
ちなみに、パリオペラ座ガルニエが2013席。
ロイヤルオペラハウスが2256席。
その辺りと同規模なので、大きさがわかります。
ラッキーだったのは、
もともとドイツ語のツアーだったのですが、
参加者に外国人が多く、全体の3分の1くらいが、
できれば英語ガイド希望だったということもあり、
融通を利かせてくれて急遽ドイツ語ガイドと英語ガイドの
2グループに分けていただけました。
臨機応変な対応に感謝!
ここでしか聞けないようないろんな裏話を聞かせていただいたり、
オケピにも入れていただいたり、
特別にオペラの字幕をタイピングする場所にも入れていただいたり、
ハンガリーオペラ座に並ぶ大満足のツアーでした。
この劇場自体は、第二次世界大戦時に空襲を受けて、
8−9割はダメージを受けてしまったそうですが、
このオーケストラピットの床は戦前からのオリジナルらしいです。
ただ、大空襲を受ける1−2週間前に
貴重な舞台装置や調度品などは地方に疎開させていたらしく、
オリジナルのものもそれなりに残っているそうです。
しかもこのツアー、
たったの€12。
そう思うと、ウィーンのあのツアーは一体なんだったんだ?
次元が違いすぎる・・・
今回、せっかくBOX OFFICEにも来たし、
どうやら今夜のオペラまだ空席がある。
演目について全く知識ないし、
ほとんど舞台は見えない座席とは思うけど・・・
と思いつつ、最安の€14の席を購入しました。
しかし、このあと、熱中症で完全ダウン。
劇場を出てからくらくらっと来まして、
やばいなと思い、それでも頑張って歩いてホテルまで帰ったのですが、
ホテルにチェックイン後、バタン。
夕方から完全に寝込んでしまいました。
体温計もないのでわかりませんが、発熱していたと思います。
購入したオペラチケットでしたが、当然起き上がれず出掛けられませんでした。
ビールやアルコールを飲まなかったのはこの日だけです。
旅の後半で、疲れも溜まっていたのだと思います。
ただ、一晩たっぷり寝たらしっかり回復。
ミュンヘン2日目に続きます。
DAY15の支出
・Winterthur コーヒー&ミニクロワッサン 9.4CHF
・ドイツ鉄道 Winterthur →München €107.99
・dm € 12.0(2074円)
・バイエルン国立歌劇場ガイドツアー €12.0(2,049円)
・バイエルン国立歌劇場オペラチケット €14.0(2499円)
・バイエルン国立歌劇場お土産 €27.0(4823円)
・EDEKAスーパー €10.9 (1826円)
あとがき
スイスからドイツへの電車は、スイス国鉄でもドイツ国鉄でもどちらのサイトからでも購入可能なのですが、ドイツ国鉄から買う方が15%くらい安かったです。ユーロとスイスフランの関係もあるのかもしれませんが・・・
「読んだよー」のしるしに、下記バナーもクリックしてもらえると嬉しいです。
同じ病気の方々のブログにも飛んでいただけます。
この記事へのコメントはありません。