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半年キャリアブレイクのつもりがサイドFIREになっていた件

こんにちは、ひまわりんです。

今日は、キャリアブレイクのつもりだった一年が、もはやサイドFIREになったというお話をしたいと思います。

病気を抱えながら働かなくてはならない人の気持ち、よくわかります。
闘病するにも、生きていくにも、お金が必要です。

でも、「足るを知る」ともう少しイージーに生きられる。 今日は、そんなお話です。
  

当初の退職後プラン

2024年に会社を自己都合で退職しました。
ひとまず2024年中はキャリアブレイク。

「一度住んでみたかったインドのリシケシに長期滞在してみよう!」

そんな風に始まった、私の充電期間という名の脱サラタイム。
勇気はそれなりにいりました。
だって、一般的な定年まではまだ15年はあるのですから……。

でも、長い人生。

一旦ここで立ち止まって、
「この運よく生かされた命を使い、この先どう生きていきたいのか?」
をじっくり考えたいと思っていました。

これまで築いてきたキャリアが通用するのはブランク1年以内だと考えていたので、もともとは今年の4月くらいから日本で再就職するか、あるいは起業するか。
いずれにしても日本に帰国するつもりでいました。
 

予定どおりにはいかないのが人生

ところが、です。
すでに10回はインドを訪れていましたが、いざ長期滞在してみると、ますますその魅力にどハマりしてしまいました。

というか、インドそのものの魅力以上に、「インドで暮らす自分」がとても自然で、自分らしく生きていることを実感したのです。

日本にいると、いろんなルールや習慣、しきたりにどうしても囚われてしまいがち。
でも、インド(での暮らし)にはそれがありません。
もちろん、現地なりのルールはあるのですが、意外とすんなり受け入れられるものばかり。

「住みっぱなし」はさすがに日本が恋しくなりますが、これからは「インドを含む海外8割、日本2割」くらいのバランスで暮らしていきたいと考えるようになりました。

死生観を強く見つめさせられたインドのバラナシです。
もう一度改めて行きたい場所。
 

今後の生活スタイル

とはいえ、私の少し年上の先輩方は、絶賛親御さんの介護に追われている人が増えてきました。

私の両親は幸いまだ若く健康なので、今すぐどうこうという状況ではありませんが、「突然やってくるのが親の介護」なのだそうです。

両親は、「介護が必要になっても子どもの世話にはなりたくない、そのつもりもないから施設に入れてくれ」と言います。ですが、施設だってすぐに潜り込めるわけではありません。介護の度合いはあっても、やはりいつか近くで寄り添わなくてはならない時が来るはずです。

その時は日本に帰ってこなくては、と思っているので、そこは自分自身の健康状態との相談になるでしょうか。

というわけで、今この数年が、本当に自分の好きに生きられる貴重な期間だと捉えています。


 

生活費はどうしているの?

これも本当にありがたいことに、これまで10年以上続けていたヨガスタジオでの生徒さんのほとんどがオンラインクラスに移行してくださり、その収入源と不足する場合は貯金から。

ですが、資産は特に減っておらず、インドにいる時の生活費は日本の3分の1以下に抑えられています。

家賃を払い続けている東京の家については、皆にもったいないと言われ続けていますが、今手放したら会社員という最強の肩書を無くした自分では家は借りにくくなるし、家賃も高騰している・・・
なので、自分としては必要経費と捉えています。

でも、一方で、ブランド物など一切購入しなくなりましたし、仕事柄必要だったフォーマルな服やドレッシーな服も不要になりました。
また、会社員時代、巨大な出費となっていた交際費(飲み会や会食、何かとお礼やらギフトやら・・・)が激減したことは大きいです。

家計簿アプリ、マネーフォワードを見てつくづく思うのは、私は服飾費と交際費のために働いていた??ということ。

また「ご褒美」と言う名の出費。
日々が満ち足りていたら物質的なご褒美ってそんなに要らないことにも気づきました。(遅い?)

収入の半分を強制的に貯蓄に回していたからこそ今があるとはいえ、40代のタイミングでそれに気づけて本当によかったです。

牛さん、さる、犬、人間、バイク、車がカオスに行き交う日常も日本にいると恋しい。
 

今年もいろいろありました

今年はインドとパキスタン間で軍事的緊張が高まった時期がありました。
実際に紛争に発展しかねない状況で、空港が閉鎖されたり、避難訓練があったりと、平和について深く考えさせられました。

いや、平和という以上に、
「どうして戦争は起こってしまうのか?」
という地政学に興味を持つきっかけとなりました。

また、ネパール滞在中に急なSNS規制が始まり、その後大規模なデモ(Protest)が起きました。
歴史が大きく変わる瞬間に立ち会えたことは、今では貴重な経験だったと思います。

今年は特に、一生物の場所や人との出会いも多かったです。
インド以外では、モーリシャス、ネパール、ベトナムへ。
モーリシャスの物価さえもう少し安ければ、次の拠点は間違いなくモーリシャスです。

ヒンドゥー教徒が国民の7割を占めるだけあってインドの香りも感じられつつ、公用語はフランス語。
スーパーもその二カ国が見事に融合して成り立っている。
そんな国、他にあるでしょうか。
私の大好きな2つの国が溶け合っていて、さらにはインド洋の素晴らしい海と山。
また行きたいです。

これが今年最後のブログになると思います。
去年から今年にかけてかなりのブランクがあったにもかかわらず、戻ってきてくださった方、新しく読み始めてくださった方、たまに覗いてくださる方、本当にありがとうございます。

また来年もぼちぼち綴っていきますので、よろしくお願いします。
それでは、みなさん、健やかな新年をお迎えください。

今年は日本で新年を迎える、ひまわりんでした。

 

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そして、もし、今、
潰瘍性大腸炎や自己免疫性肝炎で苦しんでいる方がいるとしたら、
自分もいつも闘病中に声に出して言い聞かせていたのですが、
「明けない夜はない」
をつぶやいてみてください。 

 

 

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