かれこれ通算10回以上渡印しているひまわりんです。
初めてインドへ行くときは過去のどの旅行よりも持っていくものについて悩みました。
日本のように「なんでも現地で調達できる」という国だとは思わなかったからです。
そんなひまわりんが重なる渡印を経て、パスポート、現金、着替えなどの必需品以外で、
・あってよかった、助かったもの
・持っていっても使わなかった、要らなかったもの
をご紹介したいと思います。
前回5年前に同様の記事を書いたのですが、それを元に更新した最新版になります。
あってよかった、助かったもの
トイレットペーパー
昔、この記事でも書いたのですが、インドでは他国以上にトイレットペーパー持参せねばなりません。トイレットペーパーが置いてある公共の場所はこの10年ほどで増えてはきましたが、まだまだ。
これはインド人の習慣からくるものです。
私も最近はビデを使うようになったので、トイレットペーパーの一度の使用量は減りましたが、常に使うのでどこに行く時もスマホと同じレベルで携帯必需品です。
ちなみに10年近く前にトイレットペーパーが備え付けてあったのは、デリーの空港と高級ホテル、高級レストランくらいでした。
現地購入できる?
現地で購入も可能ですが、日本ほど簡単にどこでも売っていません。
実は大都会バンガロールでトイレットペーパーを買いにタクシーで大きなスーパーマーケットまで行ったということがあります。なので、日本から1ロールくらい持参すると安心です。
観光地であれば、小さなお店で1ロール大体30〜60Rs(50−100円位)で購入可能です。
日本ほど紙製品の品質は高い国はないのでは?
インドでは、トイレットペーパーに限らずですが、文具含め紙製品全般の品質は悪く、値段も高いです。
ウエットティッシュ

これも言うまでもなく!
1日3枚は最低使うと考えて、滞在日数分用意するといいと思います。
ただ渡航を重ねるごとに、あまり使わなくなってきています。
インドは手を洗えるところは多いし、そもそもインド人は食事を手で食べるので、手をきちんと洗う頻度は日本人と同じくらいに多いと思います。
ちなみに私は住むようになってからは、週に1枚くらい使う程度になりました。
現地購入できる?
可能ですが、日本で買うより割高に感じると思いますし、香りがきついものが多いです。
現地購入できる?
可能ですが、日本で買うより割高に感じると思いますし、香りがきついものが多いです。
日本から持っていくのがおすすめ。
ヘアドライヤー(海外対応のもの)

特に北インドを冬に旅行する場合にはマストアイテムかと!
本当に凍えるように夜は寒いのです。
頭濡れたままだと間違いなく風邪をひきます。
当初ひまわりんは、下記画像のように切り替え一つで、
海外でも使えるPanasonicのものを愛用していました。
ただこれ、切り替え忘れて使ってしまうと一発で壊れてしまうらしいです。
その切り替えが面倒なので、日本では使わずインド専用にしていました。

が、現在は国内外の旅行時では、
Refaリファのビューテックドライヤー海外対応のものを使用しています。
折り畳んだ時のコンパクトさが一番の決め手ですが、風量も申し分ありません。
あとは、面倒な切り替え作業なしで、日本でも海外でも使用可能なのもポイントです。
見た目がピストルみたいに見えるとよくインド人に言われます。

現地購入できる?
ドライヤーがもちろんこちらでも購入可能ですが、こちらも日本で買うより割高ですし、当たり前ですが品質の差が歴然です。
トラベルケトル
ホテルのクラスによりますが、電気ケトルはないところも多いです。
あってもすごく汚くて使う気が失せるものも多いです。
言えば貸してくれることが多いですが、同上。
よって、かなり重要!
冬夏問わず、大活躍です。
あったかい緑茶、フリーズドライ、お味噌汁、手軽に飲めるのはよいですよ。
今回は荷物を究極に減らすためにネパールには持参していないのですが、
ひまわりんは使っているものはもはや探し出せませんでした。
で見つけたのがこれ。
そのまま携帯できるのもポイント高いなと思いました。
スタイリッシュですし。

現地購入できる?
可能ですが、全般的に電化製品は高いし、品質もデザインも良くないです。
日本から持参しましょう。
ソランデカブラス(スペインのお水)
昔ここでも書きましたが、ボトル自体がしっかりしているため、耐久性があって水筒代わりになるんです。
お水自体も中硬水のため飲みやすく、まろやかで美味しい。
厳密に言うと、旅行時には空のボトルの持ち込みでOK。
通常のペットボトルよりも飲み口が広いので、洗いやすく、衛生的に保ちやすいと感じます。
スペインのレアルマドリードや、スペイン栄養士協会公式のミネラルウォーターとして認定されているそうです。
万博にも出品されていたんですね。
もうかれこれ7−8年愛飲していて、帰国のたびにケース買いしています。
最終日にさらばして帰ろうとしたら、
「綺麗だから花瓶にするわ」ってもらってくれたインド人もいました。
見た目も美しく、またヨーロッパ人の人からはよく声もかけられます。

現地購入できる?
おそらく売っていないです。見たことがありません。
日本から持っていくのがおすすめ。
ショール

これはね、寒い時はもちろん首元に巻き巻き。
そして暑い時も頭に巻いて日よけにもできます。
冬ならパシュミナ、カシミヤ、ウール。
夏ならシルク。
現地購入できる?
現地調達可能です!
探せば、かなり高品質なものを日本の5分の1くらいの価格で購入できます。
ぜひ素敵な一枚を旅の思い出に手に入れてください。
ビーサン

これはかなり重要!
冬夏問わず、どんな場面でも大活躍です。
ひまわりんはシャワー時や長距離フライトでの機内、ホテルの室内など重宝しています。
現地購入できる?
現地でもビーサンは買えますが、品質があまり良くないので、日本からぜひ持参してください。
あるいはもう寿命、というくらいのビーサンを持っていって、最後帰国時は街の人に。
数秒で貰い手がつきます。
布バッグ(100円で買えるような軽いもの)

軽いものがベストです。
個人的にはかなり使うし、そして街はダストが多いのですぐに汚れます。
数日に一度は洗濯するので、薄手ながらもしっかりしたものがおすすめ。
現地購入できる?
現地購入もインドらしいデザインのものを購入するのもよいですね。
または、薄くて軽くてかさばらないですし、日本のお気に入りを持っていくといいと思います。
日本のものはデザインも縫製も良いので、「すてき!」と声をかけられることもしばしば。
マキシワンピ
特に暑い季節にデニムなんか持っていても邪魔になるだけです。
そもそも手洗い洗濯が主となるインドでは洗濯してもすぐに乾きにくいです。
よって、風通しのいいマキシワンピが活躍します。

現地購入できる?
現地購入ももちろん可能です。
インドらしいデザインのものを購入するのもよいですね。
インドシルク100%のものは軽くて肌触りも最高です。
ただ、ポリエステル混紡なのにシルク100%を謳っているフェイク品もあります。
ひまわりんは日本から持参派でしたが、近年はこちらで購入しています。
S字フック(数個)
外出時、トイレに入った時にめちゃくちゃ役立ちます。
バッグを置くところやかけるところが皆無だからです。
インド人はどうしてるんだろ??
また宿でも何かと役立ちます。
近年、私は2−3個必ず持っていき、1つは外出時に携帯しています。
現地購入できる?
現地購入は難しいです。
見かけたことがありません。
ぜひとも日本から持参してください。
ただ、インド空港の保安検査で2回ほど「これはなんだ?」と説明を求められたことがあります。
切りっぱなしみたいになっているものではなく先が丸くなっているものだったり、
素材が金属でなければ、引っかかることはないと思います。
ただプラスチック製はおすすめしません。
一度ザックの大きさに耐えられずフックが折れてしまったことがあります。
100均のミニサイズのピンチハンガー
インドの洗濯事情についても昔も触れましたが、洗濯機はまだ全家庭には普及していません。
ましてや旅行中の場合、ホテルやゲストハウス、ドミトリー生活であれば、ランドリーサービスに出すか、自分で手洗いしかありません。
ランドリーサービスに出すことにも抵抗がなくなりましたが、インナー類は自分で手洗いするのでピンチハンガーは大活躍です。
ミニサイズのものを一つぜひ持参してください!
基本室内干しをしていますが、シーリングファンを回していると結構すぐに乾きます。
現地購入できる?
現地購入可能ですが、高かろう悪かろうです。
帰国時に、現地の方に差し上げるのも喜ばれるので、ぜひとも日本から持参してください。
スーパーのプラスチック袋
お土産のスパイスを入れたり、水濡れを簡単に防ぐためだったり、用途は日本にいる時以上です。
環境対策への意識が進んでいるインド(自称)には、プラスティックバッグはほぼ存在しません。
のわりに、あの深刻な大気汚染はどうにかなりませんかね?
というのは置いておいて。
現地調達できる?
再生プラのものを現地でも調達できますが、重いものでもないので1−2枚、ぜひとも日本から持参してください。
持っていっても使わなかった、要らなかったもの
延長コード・タコ足
スマホやラップトップの充電、確かに同時に使いたい時もあるのですが、旅行程度の場合だと要らないと思います。
それよりも急速充電できるアダプターを持っていく方がよいです。
旅のQOL爆上がりです。
急速充電アダプターは上のリストに加えようかなと思ったのですが、インドに限ったことではないので省略しました。
ポカリの粉
飲料水と外食時の油料理を普通に気をつけておけば、不必要に心配する必要はないです。
そもそもお腹を下したり具合が悪くなることはほとんどありません。
初回は、ポカリの粉を5袋持って行きましたが、今は数ヶ月の滞在につき1袋だけ持って行っています。
一度、具合を悪くしていた日本人の女の子に差し上げたことがありますが、自分は使ったことはないです。
ちなみに、OS-1のような経口補水液はインドにもあります。
味もいくつか種類があり、十分飲めます。
現地調達で問題ないと思います。
みなさんの旅の一助になればうれしいです。
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ひまわりんブログが初めての方は、
こちらの「はじめまして、ひまわりんです」もぜひご覧ください。
そして、もし、今、
潰瘍性大腸炎や自己免疫性肝炎で苦しんでいる方がいるとしたら、
自分もいつも闘病中に声に出して言い聞かせていたのですが、
「明けない夜はない」
をつぶやいてみてください。
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