タージパレスホテル ニューデリー
(旧タージ ディプロマティックエンクレーブ)宿泊記
2013年に日本の天皇皇后両陛下がインドご訪問の際に宿泊されたホテルです。
宿泊費
私はたったの1泊でしたが、素晴らしい滞在でした。
約2週間の滞在中、一泊位は贅沢したいなと思い、ここだけはインドに入る前に予約しておきました。
オンシーズンに入る前というのもあり、幾分リーズナブルに泊れたようです。
ルピーが弱いということもあり実際の請求でいうと、
宿泊費 19,715円(換算レート1.593 10/3時点)
スパと夕食代 12,059円(換算レート1.582 10/7時点) 7622.80Rs
想定していたよりも、ずっとリーズナブルにおさまりました。
3万円強で、プールサイドで日光浴し、素晴らしい手技によるスパ体験、質の高いサービスでもてなされたインド料理の夕食、無料のヨガクラス(こちらの質は・・・でした)、コストパフォーマンスに優れていたと思います。
正直ここがインドであることを忘れてしまうほどの滞在でした。
もう何泊かしてゆったりしたかったなーと。
ひまわりんとしては、下手にデリー市内を出歩くよりも、ここでゆっくり過ごすことを選んで大正解でした。
あまりに快適でリフレッシュできた滞在だったので一記事立ててみました。
項目ごとに褒めていきたいと思います。
客室
部屋は建物の構造上、避難ルートのマップを見る限りちょうど一番ふくらみのある広い部屋でした。
グレードのそんなに高いお部屋ではないはずですが、めちゃくちゃ広く快適でした。
もしホテル側がアップグレードしてくれたのなら、恩着せがましく言ってくるはずだけど、それはなかったので。
それとも、黙ってアップグレードしてくれた?だとしたら神。
ベッドのマットレスも絶妙に心地よかったし、寝具もシンプルで日本と同レベルの清潔さでした。
ターンダウンサービス時に、軽く使用しただけのハンドタオルや、ウェルカムドリンクや使ったコーヒーカップなどのバトラーも
すべてきれいに取り換えられていて当然ではあるのですが、ホステル暮らしが続いた私にとって久しぶりのサービスだったこともあり感動。
さらに、嬉しかったのが、私が洗面台に雑に置いていたシャンプーなどの細々としたケア用品ですが、
ステキな布の上に美しく並べられていました。
これには、キュンキュンしました。
スパ
リシケシで受けたアーユルヴェーダがイマイチだったのと、やはりずっと体を動かしてきていたので、ここは帰国前に人の手で緩めてもらいたいなと思っていましたところ、チェックイン時にスパ利用500Rs割引きクーポンをいただいたのと、加えてBooking.comの15%OFFが一緒に使えるということだったので、迷わずスパへ電話。
ボディ2時間をお願いしたかったのですが、女性セラピストがすでに当日は埋まっているとのこと。
なので、男性セラピストに足と頭をお願いしました。これが大当たり。こちらの記事で触れています⇒⇒★
翌朝なら女性セラピストも空いているようでしたが、到着日にスパメニューを受けたい方は事前に予約しておいた方がよさそうです。ホテルのサイトからも予約ができます。
レストラン
食べたいものはいくつかあったのだけれど、ポーションが多そうで一人で食べきれる量ではなさそうでしたので、相談をしたら、別メニューを持ってきて、少し軽めのコースを提案してくれましたので、そちらにしました。
ひさしぶりのノンベジメニューにしたら、キチンやマトンのものは正直きつくて食べられませんでしたが、総じて味は美味しかったです。
飲み物と合わせて、一人で3000Rsくらいだったので、まあインドでは破格の高さではありますね。
この前日まで夕食はかかっても250Rsだったのでw
最後、お口直しに頼んだSalty Masala Chaiはイマイチでした。
朝食はルームサービスをお願いしようと思っていたのですが、
朝ヨガティーチャーがすごく遅刻してきて、予定が狂ってしまったので、朝食は諦めました。
フリーのモーニングヨガ
30分の朝ヨガセッション。
7時からと言われてスパに向かうも、ティーチャーが来ていないとのこと。
待つこと20分。その間ハーバルティーなどを出してはくれましたが、もう帰ろうかな、としたところで現れました。
が、そこからもまた狭いヨガルームに閉じ込められ10分程待たされた。
参加者は私一人。
ヨガティーチャーは正直私の方がいいんじゃないか、と思うほどプロフェッショナルな感じはありませんでした。
スポーツトレーナーがヨガも教えてます、的なノリ。
でも、タダだから何も言えない。
屋外プール
水着は持参していて、泳ぐ気満々だったのですが、スパの予約も入れていたのでやめておきました。
ちなみにこの日は国際カンファレンスが行われていたようで、ビジネスで一人で来ている人もチラホラ。
一人で泳いでいる人もいました。
ビーチチェアに座っていると、タオルとミネラルウォーターをそっと持って来てくれて、心地よい空間でした。
しかも、ここで私は財布を置きっぱなしにしたまま部屋に戻ろうとしたところ、
「マダーム、マダーム!」
と声をかけられて、財布を走って持って来てくれました。
これがこのホテルの外だったら、間違いなく手元に戻ってくることはなかったでしょう。
両替
最後の両替をこのホテルでしましたが、レートというよりも手数料をけっこう多く取られて、今回一番悪い両替でした。
この旅の期間中、1万円を6000RS以下で両替したことがなく、いい時は6250Rsでしたが(交渉して)
ここタージパレスでは、1万円の両替で5900Rsでした。
ホテルからのプチギフト
チェックアウト時に渡されたのは、インド女性が身につけているカラフルな「バングル(腕輪)」と「ビンディ(おでこにつけるもの)」。
そんな高価なものではないけれどホテルの気持ちが嬉しかったですね。
ちょうどこの日はサリーを着たので、このバングルがあり、よりインドを味わうことができました。
この日のドライバーさんが、「私からインド女性の音がする」となんど嬉しそうに言っていました。
細めのバングルをジャラジャラとつけると、動くことでバングル同士が触れ合い、風鈴のような小気味よい音色を奏でられます。
この音がかなりの癒し効果があるんですよ〜
その他
welcome drinkで選んだ water melon juiceが予想をはるかに超える美味しさだったこともあるのですが、
タージパレスで地味に感動したのは、海外でチップを払う習慣がある国に行くと、ポーターが荷物を運び終えた後物欲しげに待っていたり、なにかとチップを待っていたりするのですが、ここでは払おうとする間もなくスマートに立ち去ったり、ドアを閉めたり、払う間がありませんでした。スパでは、欧米のようにチップ分が記入式になっていましたが、レストランはサービスチャージがオンされていたので払っていません。日本人にはチップを払うことに馴染みがないので、文化だとは頭でわかっていながらも、チップをねだるようなそぶりや言動は「意地汚い」と思ってしまいますよね。それがここ、タージパレスでは一切なかったので、スパでは気持ちよくチップを払いましたし、ココロからサンキューが言えました。ま、そもそも、宿泊料にオンされているサービスチャージをしこたますでに払ってはいるんですけどね。
ちなみに、インドではもともとチップの習慣はなかったのに、欧米人たちがその習慣を持ち込んだとされています。
よって、インド人同士でチップを支払う習慣はないそうです。
ただ、ドライバーによると貧富の差が激しいことから、超富裕層のインド人がとてつもないチップを支払うこともあるんだとか。年収分くらいのチップをもらったドライバーがいるそうですよ。
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