ネパール

Kiriyaというネパールローカルのお葬式を見学

こんにちは、ひまわりんです。
ネパール滞在中に宿の近所で遭遇したお葬式の様子を
少し触れてみたいと思います。
 

どこからともなく法螺貝の音が・・・

サランコットにステイ中、のとある朝。

朝食後、外をぼーっと眺めていたら、
シャンカ(Shankha)という法螺貝の音が聞こえてきました。
音色自体は日本でもわりと馴染みがあります。

実は、宿のすぐ近くで地元のお葬式が行われていました。
79歳のおばあさんが前夜に亡くなったそうです。
その辺一体に法螺貝の音が行き渡り、悲しみに包まれました。

ネパールでもヒンズー教徒の遺体は大抵24時間以内に火葬され、
そしてその後は川に流されます。

どこで火葬するかも、どの川に最後流すかも、
選ぶことはできず全て決められているようです。

ご遺体を自宅から運び出し、
バスに丁重に運び込むところをちょうど見学しました。
親族たちは大号泣。
それと呼応するかのようにSarangkotも悲しみの雨です。
 
たくさんの花で飾られたご遺体をバスの天井部分に乗せていきます。

 

Kiriya中の厳しい決まりごと

火葬の後は、Kiriya(キリヤ)というローカルの習慣に則って、
このお婆さんの子ども達はこれから13日間、
一日一度の食事のみ、
さらにその食事はGheeとお米だけ、
味付けはしてはいけない、
という生活を送るそうです。

この辺一体のHinduはこれが習わしだそうです。

昔は、親族全員がこの期間中は白い喪服を着て、
1日1度のみの食事制限をし、歌や踊りを避けていたらしいですが、
最近は配偶者と子どものみのようです。

ただ、食事制限の内容や厳格さについては、コミュニティによって違うようです。

その場にいたローカルの人に話を聞いていると、
その人のお母様が今年亡くなった際は、
男性は頭を剃り、女性は髪を結んではいけない
食事はお米とギーのみの味付けなしで、一日一食
服装は白のみ、女性のお化粧も禁止
毎日お祈り

とのことでした。
正直かなり厳しいルールだなと思いましたが、
このしきたり自体を辛いとか変えたいと思っている人は
意外にいなさそうでした。

日本では初七日とか、四十九日法要などありますが、
だんだん薄れてきていますよね。

ネパールはまだまだ古き伝統を守ろうとしていく姿勢が随所に感じられました。
 

 

次はまた旅日記に戻ります。

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