石灰沈着性腱炎、または石灰沈着性股関節炎。
これを発症してしまいました。
股関節周辺の筋肉や腱などに何らかの原因で石灰(カルシウム)が沈着。突然発症し、時に激痛で歩行が困難になる病気だそうで、レントゲン検査ではっきりと股関節周辺に石灰があることがわかります。トップ画像は恥ずかしながら、私の右の股関節です。
治療法は、安静第一。
加えて、消炎鎮痛剤の服用や投与。
ステロイドホルモン剤を局所注射すると効果的とのこと。
時系列で記録しておきたいと思います。
痛み発症 1日目
ズキっと股関節が痛み、動かすと痛い。
でも動かしているうちに痛まない角度があるとわかり、
夕方くらいになると座ったり立ち上がったりという動作がない限りは痛みが気にならないほどに。
2日目
前日よりも強い痛み。
しばらくびっこを引きながら歩いていた。
この時出張中で、いつもとベッドが違うから股関節がズレたのかなくらいに思っていました。
日中も痛みはありましたが、忙しく動いているうちに少し気にならないくらいに。
3日目
家のベッドで寝るから、今日は治るだろう!
と思って起きた朝。激痛。立ち上がれないほど。
でも動いているうちにまあ動けるように。
ただ、ヨガをしてみるとほとんどのポーズで激痛が起き、ポーズが取れない。
これはただ事ではないな、と感じ始めた矢先・・・
4日目
とうとう激痛により目が覚める。
いつもはUCの腹痛で起きるのに、この日は股関節の強烈な痛み。
思わず声を上げるほど。
起き上がれない、立ち上がれない、歩けない。
階段が降りれない・・・大腿骨頭壊死とかが頭を過ぎる・・・
昼頃になってようやくよちよち歩きができるようになったので、
たまたま午後休みにしていたのでタクシーで整形外科へ。
「痛みの原因が見つかりましたよ」
「”石灰化”です、ここにホラ!」
ひまわりん:こんなにくっきり分かるものなんですね(ちょっとびっくり)
「あと、驚かすわけじゃないけど、右大腿骨に良性と思われる腫瘍もありますね」
ひ:え???
「今回の痛みとは無関係だと思います。激痛はこの石灰化からくるものでしょう」
ひ:石灰化は急に起きるものなのですか??
「急にできます。肩に発症することが多いけど、股関節もたまにあります」
ひ:治療法は?
「基本的には痛み止めの注射か内服だけです」
ひ:それで痛みは和らぐのでしょうか?
「長くても1ヶ月くらい、早ければ1−2週間で改善すると思いますよ」
ひ:じゃあ今はひたすら痛みに耐えるということ?
痛みのあるうちは無理に動かしたりしない方がいいのでしょうか?
「それは当然ね、安静にしていてください」
「ボルタレンかロキソニン処方しますよ、肩だと湿布も出すけど、股関節な奥すぎてあまり効かないでしょうね・・・」
というわけで、この時は痛みのあまり、良性腫瘍について質問し忘れたのですが、その後調べてみたら(ネット情報ではあるものの)心配は要らなそうなので、聞かなかったことにしようと思います。
その後、かかりつけのペインクリニックでステロイドの局所注射で強烈な痛みは緩和。
プレドニン5mgを5日くらい飲むことも提案されたけど、とりあえず注射のみで様子を見ることに。
5日目
起床時はまだ同じ激痛あり。
でも、ステロイドの局所注射が効いているのか、前日よりは幾分マシ。
股関節の痛みを庇っているからか、腰や背中が痛いので、腰と背中に電気治療を受ける。
注射を打ってほしかったけど、ステロイド局所注射は1週間に1度しか打てないそうです。自費なら受けられると思うけど・・・
現在がピークと信じて、しばらく安静にしてようと思います。
今ここ↑
あとがき
重大な病気でなくてよかったというのが何より!
ただ、これなんとなくカログラの副作用なのではないかと思っているのですが、いかに?とはいえ、実証しようがないし、主治医にも聞き流されるだろうなぁ・・・
しかし、ゆっくりしか歩けないし、動けない今、日頃いかにあくせく動いているかがわかり、なんだか妙に虚しくなりました。きっと神様からの「少しゆっくりしなさい」というお告げなのかも。
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