AIH・入院生活

肝生検

肝生検ってどんな検査?検査前から検査中、検査結果まで

ようやく肝生検について書いてみようという気持ちに。

先日の胃カメラ検査で少しトラウマが消えました 笑

ひまわりんは、緊急入院で運ばれて4日目辺りに肝生検をしました。

その時点では、まだ自己免疫性肝炎かどうかは確定こそしていませんでしたが、
胆管結石や胆のう炎、E型肝炎以外のすべてのウイルス性肝炎はすでに否定されていて、
病院側も、「自己免疫性肝炎だろう」とのことでした。
(ちなみに、その後E型も陰性だったことがわかりました。)

あとは、どのくらい肝臓の破壊が進んでいるかの確認と
自己免疫性肝炎の確定診断のためには肝生検は必須とのことで検査を受けました。

検査のリスク

この頃は、私も病態が非常に深刻で、意識も朦朧としていた時期なので
承諾書へのサインなどはすべて母任せでしたが、
「非常に低い確率だけれど、死亡例もある」
という説明があったことだけは覚えています。
たしか、0.06%とかそれくらいだったような。
そしてこの可能性は生検後6週間まではあるという話でした。

検査前の様子

そんなたいそうそな検査は処置室で行うのかと思いきや・・・
「このまま病室のベッドで行います」
と言われ、少しびっくり。お隣さんとかいますけど・・・笑

「肝臓に針を刺すんだから結構流血します」
だとか、
「局所麻酔はするが、痛みはあります」
とか、
「これを刺します」
とぶっとい注射針を見せられたり。
今思うと、結構な脅しです。

いよいよ肝生検!

所要時間は20~30分くらいとのこと。
検査時、母は退室。
その場には医師2人と看護師さん2人がいました。
お隣さんは同室でそのままお休み中です。
そんな中、さまざまな機器が運び込まれる。
このときくらいまではまだタカをくくっていたかもしれません。
なんせ、おぞましい倦怠感の方が恐怖を完全に上回っていたのです。

局所麻酔の注射をして、医師はエコーを見ながら、
右肋骨下あたりにブスっと刺して、中で少しこねくり回されて、
バチンと肝臓の組織一部を採取。これを2回。
このバチンというのは、ピアッサー(ピアスの穴を開ける道具)のバチンを100倍くらいにした感じです。わかりますでしょうか?

泣き叫ぶ私。

体をダラダラとつたう血の感覚。出血は本当にすごかったです。
ちらっとみたらベッドの上が殺人事件現場みたいになっていました。
そして、痛みで死ぬかと思いました。
切腹ってこんな感じなんだろうか?とか思ったり。
とにかくあの麻酔は全く効いていなかったんだろうなと思います。

検査中に起きた不思議なこと

肝生検中に、左大腿骨付け根が猛烈に痛み出しちぎれそうになりました。
点滴で痛み止めを入れたりしましたが、全く効かず痛みは半日続きました。
いまだに原因は不明です。

検査後

検査後4時間は肝臓側(右腹部)を下にして動かず寝ていなくてはなりませんでした。
(ですが、昔は24時間動いてはいけなかったそうです)

とはいえ、この時期はAST、ALT、IgGすべて3000はあったピーク時で、「倦怠感」なんていう生易しいものではなく、
悪魔にすべてを吸い取られていくようなおぞましい感覚が肝臓だけでなく臓器すべてにありました。
思い出すだけでも気持ちが悪くなりますが、そんな異常状態だったので、
わけのわからぬまま検査が受けられてある意味良かったのかも。

検査結果

なお、肝生検の結果は、

犬山分類でA3/F3という診断でした。(下記参照)

要は、肝硬変の一歩手前でした。

A0:壊死・炎症所見なし
A1:軽度の壊死・炎症所見
A2:中等度の壊死・炎症所見
A3:高度の壊死・炎症所見

F0:線維化なし
F1:門脈域の線維性拡大
F2:線維性架橋形成
F3:小葉のひずみを伴う線維性架橋形成
F4:肝硬変

この新犬山分類と国際スコアリングシステムの2つから
総合的に診断され、満点スコア(?)により、自己免疫性肝炎が確定づけられました。

2018.3.1追記
肝生検から5年経過した後の状況

 

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コメント

    • hide
    • 2012年 4月 05日

    SECRET: 0
    PASS:
    まだ1年に満たない記憶でしょうから、大きな心の傷になっていることと思います。
    肝生検!・・・自分だったらショック死します。
    知らないから出来たのでしょうが、もう一回同じのをやる!って言われたら、きっと断るでしょうかね!?
    そんな時は、医師って躊躇無くやるでしょうし・・・。
    脚の付け根の大腿骨付近の痛み!きっと神経が肝臓と縦に繋がっていたのでは??・・・
    違うかな??・・・
    自分も半月板損傷の時に、発症しかけていた潰瘍性大腸炎の場所がかなり痛みましたが、誰も分かってくれませんでした。素人的には、神経は縦に繋がっているんだと思いますが、右の腹部から左大腿骨付近には繋がりませんかねー!?
    自分の関節痛、、、ひまわりんさんの言うようにオペとの関連性も深いらしくて、オペ後に痛みがでる人も多いと執刀医は言います。簡単に言うと、潰瘍性大腸炎の合併症が、暫く生き続けていて攻撃先を失ったものだから関節に向かって来るらしいのです。もうひとつ、職業柄の負担が様々なものと絡み合っているとも思います、、、ので結論を言うと、ひまわりんさんのおっしゃって頂いたことに近いんだと思います。
    肝生検!!について書こうと思いましたが、許容量の少なさで、また自分のことばかりを書いてしまいました。
    ブログに書いたことにより、心のわだかまりが取れたなら良いです。。。

  1. SECRET: 0
    PASS:
    >hideさん
    こんばんは。
    はい、肝生検は心の傷というよりも
    実際の傷跡として残っています(^^)
    そうそう、知らないからできたんですよね。
    医師の友人が事前にあまり教えてくれなかったのですが、
    やはり内容を言うと不安を煽っただろうから敢えて触れなかった、って言っていました。
    ちなみにバチンは2回やるんですよ。
    ひぇ~!!
    大腿骨付近の痛みは幸い半日程度で治まり
    その後は何ともないのでよかったですが、
    うーん、hideさんの言うような神経のつながりなのか?はたまた麻酔が合わなかったとか?
    それから、hideさんの関節痛ですけれど、
    どうも原因は一つではなく
    いろんな要因が複雑に絡み合っているのではないかと推察いたします。
    なにか、こうすると和らぐとか、
    これをすると痛みが増すとか、
    経験則でもいいからそんな対処法の引き出しが増えるといいですね。
    応援しています!
    それから、もし、今後肝生検やることになったら
    私に言ってくださいね。
    思いっきり脅かしてあげますから!!(笑)

    • hide
    • 2012年 4月 05日

    SECRET: 0
    PASS:
    関節痛のアドバイス、ありがとうございます!!
    研究してみます。
    肝生検・・・
    自分は、全身麻酔を希望します!   (-_-;)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >hideさん
    アドバイスなんてほどのものではありません。
    恐縮です。
    肝生検・・・
    男なら麻酔なしでお願いします((笑))
    昔の侍の切腹だと思えばいいんですよ。
    と、もう二度とやらないつもりでいるので
    こんなこと言ってます。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    麻酔下でボーっとした状態でやってもらえる大腸ファイバーの苦痛なんて比にならないですね。
    6月にありますがぐちぐち言わずさらっと受けてきます(笑)
    治療だけでなく、いままでに多くの検査も乗り越えてきているんですね。
    分類のこともこの記事で把握できました。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >ゆうさん
    こんばんは。
    痛かった自慢をしているわけではないのですけれど、
    大腸内視鏡検査は肝生検に比べれば
    苦痛のうちに入らないと思ったのも事実です。
    でもそれしか知らない頃は大腸ファイバーもそれなりにつらかったです。
    検査中も、検査前のニフレックも(汗)
    ちなみに、この検査はどのみち入院して行う検査なので、
    できることなら全身麻酔でやってもらったほうが
    いいのでは、というふうに思います。

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