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アーユルヴェーダ的食事の考え方

例年のGWはどこかしら旅行に出かけていたので、
連休明けってすごく頭も体もリフレッシュして
仕事もまた新鮮に取り組むことができていたのですが、
昨年も今年もそれがない。

とりあえず、今年は
「心と体にいいことを毎日する」として過ごしました。

大したことではないのですが、
・本を読む
・芸術に触れる
・食事内容や仕方を見直す
・でも、本当に食べたいものは我慢しない
・毎日2時間以上の運動
・広いお風呂でゆっくり体を休める
といった感じ

今日はその中の「食事内容や仕方を見直す」につながる
アーユルヴェーダの食事の考え方について
書きたいと思います。

インドやスリランカで少しずつ触れてきた中で、
病気が多い自分にとっては、
薬だけに頼らない生きるヒントにもなっています。

潰瘍性大腸炎患者、UC’sにとってはもちろん、
人間にとって口から摂る食事というのは
ダイレクトに体に影響するものだという実感が
年々高まっているひまわりんです。

健康な方もそうでない方も、
よかったらちょっと目を通してみてくださいな。

  

アーユルヴェーダとは幸せに生きるための知識

アーユルヴェーダとは、
インドで5000年以上続く伝統医療です。

ayur ・・・生命
veda・・・科学・知識

つまり生命の科学です。

よくアーユルヴェーダというと、
「マッサージでしょ」
という人がいますが、
実際はAyurvedaの治療法の一つです。

私は、アーユルヴェーダを
「健やかに美しく幸せに生きるための知識」
だと捉えています。

体は食べ物でできている

アーユルヴェーダでは
「体は食べ物でできている」
とされていて、
食べ物が変換して体となるという考えです。

なので、
例えば、ドクターのかかった場合は、
日々の生活や食事内容の問診もあり、
診断の後に必ず食事の内容や仕方について
事細かにアドバイスがあります。

中国の「薬食同源」や、
「医食同源」という言葉に通ずるところがありますね。

ドーシャチェック(体質診断)

ドーシャには、
Vata(ヴァータ)、Pitta(ピッタ)、Kapha(カッパ)
の3つのエネルギーがあります。

ドーシャは気候や年齢によっても変化します。

このエネルギーバランスが乱れることで、
がさまざまな不調を引き起こす要因になると考えられています。

体の不調をケアするために、
このドーシャを鎮静する目的に使われるのが、
断食だったりします。

下記Spa Ceylonのサイトで、
簡単なドーシャチェックができます。
あまり深く考えず直感で答えていってみてください。

Spa Ceylon Luxury Ayurveda ドーシャチェックページ

  

Vata(運動エネルギー)

乾、冷、軽、粗、微細、変動

ヴァータ(動き)が乱れると、呼吸が乱れます。
例)便秘

 

Pitta(変換エネルギー)

油、熱、軽、鋭、流動、液体

ピッタ(変換)が乱れると、消化が悪くなります。
例)炎症、下痢

 

Kapha(同化エネルギー)

油、冷、重、緩慢、滑、粘着、停滞

カッパ(同化)が乱れると、吸着が強くなります。
例)太る、むくみ、脳梗塞

 

日本人にも応用しやすい食事法

どのドーシャタイプにもおすすめのあること

ドーシャによって、
積極的に摂取したほうがいい食べ物や、
控えたほうがいい食べ物もあるのですが、
自分の体質の傾向を知った上で、
食材や食べ方をちょっとアレンジしたらいいだけです。

どのドーシャの人にも共通しておすすめするのは、
朝起きたらまずコップ一杯のお白湯を飲むことです。
そして、その後40分は食事しないことです。

お白湯で腸を目覚めさせて
活動できる状態にするまでが40分なんだそうです。

潰瘍性大腸炎患者のひまわりんの場合

UC’sであり、肝臓疾患や膵臓疾患も抱えた私は
ピッタ&ヴァータの体質です。
ピッタが優勢です。

その私に合わせた食事法です。

・40分経過後、
初めて口にするものは季節のフルーツを!

・毎食、温かい飲み物をを一緒に。

・生野菜サラダは、朝か昼に。

・一食は必ずお米を食べましょう。
(これはその土地・文化の主食という意味だそうです)

・夜は生ものは控え、
温かい作りたての調理したものを。

・肉は食べても良いが、消化に時間がかかるので
食べ方や食べる時間帯を考えよう。

・質の悪い油は摂らないように。
(ギーがおすすめされる所以かと)

・大好きなコーヒーは飲んでもいいけど一日1杯まで
(カフェインはPittaを上げるので)

・基本原質としては消化力が強いので、
たくさん量を食べてしまいがち。量に気をつけよう。

潰瘍性大腸炎患者におすすめな食事の仕方

前にも、
アーユルヴェーダ的、潰瘍性大腸炎患者が控えるべき食材
でも書いたのですが、
UC’sのドーシャ(アーユルヴェーダの体質)は
Pitta(ピッタ)が強い傾向にあると言えます。

ひまわりんとだいたい同じなのではないでしょうか?

Pittaを促進してしまう食材、
塩辛いもの(醤油、味噌、塩など)、
肉類、脂っこいもの、
ナッツ類、トマト、ニンニク、生タマネギ、
コーヒー、アルコールなどは
UC活動期は控えてみるのも一つです。

反対に、Pittaを鎮静するためには、
甘味、苦味、渋味、そして生野菜や果物が
推奨されています。

  

最後に

食べたいものをガマンするという考えではなくて、
食べたいものを食べるにはどうしたらいいかなと
一呼吸置いてみるのが大切かも。

UC’sに多いPitta体質の人は、
Agniと呼ばれる消化の火も強く、
食欲も旺盛なケースが多いそう。
ひまわりんはまさしくそうです。

一方で消化器疾患に罹りやすいそうなので、
食事の量には注意する必要があるという事を
頭に置いておくといいですね。

まずは、朝起きたら、
一杯のお白湯から始めてみるのはいかが?

関連記事:

アーユルヴェーダ的 潰瘍性大腸炎NG食材

スリランカンカレーの簡単作り方(調理時間10分)レシピメモ

【あとがき】 皆さんはどんな連休でしたか?去年とは少し違うものの、なかなか長期の休みが取れなりサラリーマンにとってステイホームな連休は本当にもどかしい。来年こそはインドに行きたいけれど、難しそうかな・・・涙

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