ブログ

オクトレオスキャン検査結果〜今後の予定〜

今日は朝から先週受けたオクトレオスキャン
(ソマトスタチン受容体シンチグラフィ)

検査結果を聞きに、内科の診察。

と思ったら、外科の先生に待合室でバッタリ。
そのままお部屋に案内されて、
検査結果とオペ日について説明を受けました。

   

ソマトスタチン受容体の有無

結果から言うと、

オクトレオスキャンでは、ピカーンと光りませんでした。
つまり、NET(神経内分泌腫瘍)の可能性は低いということに。

NETでも取り込みがない(光らない)ということが
あるというのは聞いていました。

が、それは径が1cm未満の場合らしく、
ひまわりんの腫瘍径2.8cmというサイズからいうと、
NETだとしたら光る(取り込みがある)大きさらしいです。

よって、可能性が一番高いとされていた
NETが下位に転落。

 

鑑別結果からの可能性

オクトレオスキャンの検査結果から、
下記4つに絞られていた病気の
可能性順位が大きく変わりました

これまで(可能性高い順)

1位:膵神経内分泌腫瘍(NET)

2位:膵充実性偽乳頭状腫瘍(SPN)

3位:類比嚢胞(膵内副脾から嚢胞)

4位:粘液性嚢胞腫瘍(MCN)

オクトレオスキャン後(可能性高い順)

1位:膵充実性偽乳頭状腫瘍(SPN)

2位:類比嚢胞(膵内副脾から嚢胞)

かなり低い:膵神経内分泌腫瘍(NET)粘液性嚢胞腫瘍(MCN)

 

可能性の2位に躍り出た(表現ヘン?)
類比嚢胞だけは手術回避で経過観察となり、
少なくとも年内の手術はなくなります。

どうなるんでしょうか、私。


ですが、少なくとも、
この中だとNETが一番厄介だったはずなので、
その可能性が低くなったのは喜ばしいことです。

もちろん、病理検査でNETという
鑑別がつく可能性も未だ残されてはいます。

  

次のプラン

こうなったら最終手段のEUSFNAです。
超音波内視鏡下穿刺吸引法といって、
胃の中から超音波内視鏡で膵臓の腫瘍に針を刺して
組織を採取する検査です。

入院が必要

それなりにリスクのある検査なので、
やらないならやらないに越したことがない検査。

なので検査としては最終手段なのですが、
ひまわりんの場合、
手術回避という可能性が残っている以上
摘出手術よりは断然リスクの低いこの検査は
やったほうがいいのです。

病理の結果は、1週間から2週間とのこと。

急いで5日くらいで出るものもあれば、
SPNなどは鑑別に少し時間がかかる模様。

  

外科の先生からは、
「悪い病気ほどすぐに鑑別もつく」
(だから究極に悪性のものではないという意味かな?)
「経過観察となる可能性も十分出てきた」
と言っていただきつつ、
手術枠を抑えていただいています。

ただ、FNAの結果をしっかりみてから、
ということになったため、
今月中旬に予定していたオペはキャンセルで、
オペを実施する場合は来月上旬になりました。

   

膵臓って難しいのね

「膵臓って治療も、手術も、鑑別も難しい」

ってよく聞きます。

そして、さらに、
ひまわりんの病気っていつも一筋縄でいかない
というのも、以前このブログにも書きました。

10年前の自己免疫性肝炎のときもそうでした。

今回も医師たちの読みどおりにいかない感じ
が続いていて、申し訳ない気持ちも。

でも全力で証拠集めをしてくれている
この病院の先生たちには本当に感謝です。

 

今日は、3人の先生との診察後、
入院のための説明と、心電図と採血をして帰りました。
今週末は、入院に必須のPCR検査とCTです。

   

<あとがき> UCの調子が本当によくなくて、今日も病院で10回以上トイレに駆け込みました(まあ丸1日居たからですけれど)。今週CFが入っていますが、このままだと手術はできないと思います。なのでオペが決まったら、嫌だけどプレドニン20mgくらいやらなくちゃならないかもです・・・

ひまわりんブログが初めての方は、
こちらの「はじめまして、ひまわりんです」もぜひご覧ください。


「読んだよー」のしるしに、下のバナーもクリックしてもらえると嬉しいです。

にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 病気ブログ 潰瘍性大腸炎へ
にほんブログ村 病気ブログ 自己免疫性肝炎へ

コメント

    • うしこ
    • 2020年 11月 03日

    ひまわりんさん!

    ずっと経緯を拝見しています。
    このまま手術を回避できるのでは?もうそんな予感(願いです)します!
    真摯に受け止めていらっしゃる事に頭が下がります。
    検査が無事に終了しますように!

    A病院。必要の無い手術を決行されていたと思うとゾッとします。
    やはり自分から何でも動く事が大切ですね。
    ひまわりんさん、教えてくださりありがとうございます!

      • ひまわりん
      • 2020年 11月 03日

      うしこさん

      ありがとうございます。
      このまま手術回避になれたらどれだけいいのかと思います。
      それは流石にないのかな・・・
      全ては生検をすればはっきりするはずです。
      この生検も正直怖いですが・・・

      うしこさんの仰るように、
      たった二つの検査結果のみで病気を特定し、
      その他の可能性を調べることなく、
      開腹手術を決行されていたんだと思うと恐ろしいですね。

      たとえ結果いろんな流れで開腹手術となったとしても、
      これだけ調べた上であれば悔いもありませんが、
      A病院で、手術していたらその後本当に後悔していたと思います。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アンケートにご協力ください!

Q1:下記どれに当てはまりますか?

View Results

Loading ... Loading ...

アンケートにご協力ください!

Q2:受給者症の交付を受けていますか?

View Results

Loading ... Loading ...

月別アーカイブ

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ひまわりんブログをメールで読む

メールアドレスを登録すると、更新をメールで受信できます。

PAGE TOP