先日、月組公演
『WELCOME TO TAKARAZUKA －雪と月と花と－』
『ピガール狂騒曲』
を観てきました。

和物のショーと、洋物のお芝居の二本立て。

花組の雪華抄を観たときにも思ったのですが、
今回のように和物ショー×洋物お芝居のときは
和物ショーが先にあるのですよね。
（通常二本立てのときは、お芝居が先でショーが後）

　

第一部　
WELCOME TO TAKARAZUKA －雪と月と花と

和物のショーを生観劇するのは今回が初。
楽しかったけれど、あまり知識がない自分には
作品としては昔ブルーレイで観た花組の雪華抄の方が好きでした。
ちなみに坂東玉三郎さんが初の監修にあたっているそうです。

在団64年でこの公演で退団なさる松本悠里さんの
ヴィヴァルディの四季の「冬」の曲に乗せた舞は
美しく釘付けとなりました。
真っ赤なとても重そうなお着物も背景も、
あとどなたが歌ってらしたのか分かりませんがカゲソロも、
全てが美しかったです。

それと、
月城かなとさんと鳳月杏さんのお着物を着た出で立ちが
美しくかっこいいいこと！

あとは、ありちゃんは夢幻無双の吉岡清十郎かと思いました。
昨年、ここで観た日のことを思い出しました。
あのときから、ありちゃんはずっと目に止まる存在。

そして、ここでもまたまさかの
チャイコフスキーのくるみ割り人形の「花のワルツ」。
花ワルの旋律を聞くと、
クリスマスと今年1年に感謝する気持ちになります。

　

第二部　ピガール狂騒曲

シェイクスピアの「十二夜」を元に描かれた
宝塚っぽい作品でした。

たくさん笑いました。

アナスタシアを観た直後だからか、
ナンバーが少ないのが物足りませんでした。

特に娘1のさくらちゃんは、
とても歌がお上手なのでもっと沢山聞きたかったな。
立ち姿がとても綺麗。
顔が小さく手足が長いから、

トップの珠城りょうさんも美しい男装の麗人でした。
彼女を観て思うのは本当に実直で優しいお人柄が
にじみ出ているなと。
トート閣下を演じても、ロミジュリの死を演じても、
なんだか強い生命力とたおやかで優しい性格が
お芝居に出ているという。
とにかくこれからだと思うのに、
次回の大劇場作品で退団なのは惜しいです。
今、トップに就任していたらすごい人気担っていたのではないかと。

あと、れいこさんは仕上がっていた。
いつトップになってもおかしくない。
そして、本当に見目麗しい。
ルキーニのときもだけど髭がとても似合う。

ちなつさんは何やらせても巧い！
顔の大きさと体の比率が素晴らしい。
そしてスーツがホント似合う。

ありちゃん、おだちんは、どこにいても目立つ！

海乃美月さんと天紫さんは同等な扱いでしたが、
海ちゃんがやはり目立っているように見えました。
落ち着いていて安定感があり好きなジェンヌさんです。

　　

知り合いがこの月組にいるので、
どうしてもその子ばかりをオペグラで追ってしまい、
肝心なところを見逃していたことも多かったかもですが、
年末最後の見納めに最適でした。
華やかな舞台、楽しみました！

B席でしたが、
B列の最前列だったので、とても観やすかったです。
以前観たB席は最後列だったのですが、全然違う！
AもBも最前列なら、下手なS席よりもいいかも。
ま、席が選べるのも今のうちでしょうけれど・・・

　　　　　

前回の月組公演鑑賞記はこちら↓

宝塚月組公演「夢幻無双／クルンテープ」鑑賞記

　　

　　　

　

【あとがき】　普段電車に乗らないから今日久しぶりに乗った地下鉄が、少し怖かったです。大きな咳をする人がとても多いので。今ってこんな感じなの？咳が止まらないような人は外出控えるべきでは？それから乗客のみなさんがとても具合が悪そうに見えました。きっと年の瀬でお仕事で忙しいのでしょうか。時短営業を強いても強いらなくとも、とてもじゃないけど外で大人数で飲食する気にはなれないです。

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