早いものでもう9月。
今、束の間の夏休み中です。たまたま帰省を予定していたので、病気のこともあるし、今後の家族会議もできるいい機会でよかったです。
今回の病気発覚についても、一番に報告したのは母。
「どうしてあなたばかり。。。」
もちろんもっと大変な状況な方は世の中には沢山いると思いますが、娘を思えばそう口に出るのは自然なことかと思います。
最近ちょうど、10年前の大病以降、今が一番健康です、なんて書いていたくらいなのに、こんな展開は想像できませんでした。病気はいつも想像を超えて襲いかかってきます。
ネガティブに陥る私に、
「でも大丈夫!お母さんには分かる」
と母は必ずポジティブにいつも支えてくれます。弱気なひまわりんをいつも全力でポジティブオーラで包み込んでくれます。本当にこの母のもとに生まれてこれて幸せ者だなと思います。
ところで、これまでのひまわりんの入院や病気は、緊急だったのでリアルタイムに自らの口で伝えることができませんでした。でも、今回は病気が見つかったからといって即入院ではないので、仕事もお休みする間の引き継ぎなど準備をする時間がありますし、自ら説明することができます。これはよかったかなと思います。
実は、10年前の自己免疫性肝炎の入院では、上司が私のことをすごく心配もして気を使ってってくれていたために、病名や病状も伏せてくれていたんですね。私はそんなお願いはしていなかったし、むしろそういう難病もあるんだと知ってほしかった。なので、どんどん言ってほしかったのですが、個人情報として守ってくださった優しさだったんだと思います。ですが、それが逆にあらぬ噂になり、復帰したとき少し嫌な思いをしました。
なので、今回は大切な人やお世話になっている人、ヨガや趣味で繋がりのある人、仕事で接点の多い人には事実を自分の口で伝えたいと思いました。
と言っても伝えたのはまだごく一部で、10人ちょっとくらいかな?
手術までの健康管理、体力温存は重要なようで、さらに、私の場合はUCコントロールもある。そのことを伝えると、
「頑張ってね」「全力でサポートするね」
など言ってもらったり、ちょっとした言葉で元気がもらえる一方、悪気ないのは分かるものの妙にしんどくなる言葉をもらったりもします。
病気など、特に深刻そうなこういう重たい話を告げられたら、びっくりしてしまい言葉が出てこないのは普通だと思います。無理して励まそう、なんてしなくていいんじゃないかなと思います。
ただ聞いてあげる、そして素直に、「言葉が見つからない、でも応援してる」だけで十分。
10年前も感じていて、今回改めて実感したことがあるので、ここでひまわりんが考える「言っちゃいけない一言」を挙げてみました。
きっと相手を思って励まそうと口にする一言だと思うのですが、避けた方が無難というフレーズ3つです。
ワースト3
「無事生還した人もいるよ」「良くなった人もいるよ」
そんなの本人が一番よく調べてるし分かってます。
危ないっていう前提に聞こえるのも傷つく人いるかなと思います。
医療従事者、その病気の経験者でない限り、
中途半端な情報で言わない方がいいです。
それぞれ状況も違うし個人差もあるので、
その病気経験者が語るのだったらむしろ本当に励みになりますが、
普通は避けた方が無難。
とにかく初めのレスポンスでかける言葉ではないと思います。
無論、タイミングや伝え方を丁寧にすれば、
励ましになることもあると思いますので、
このネタを使う場合は慎重に。
ワースト2
「今見つかってよかったね」
医者や身近な存在、肉親が言うのはわかりますが、
これは、本人が思い、感じること。
また、詳細に話を聞いたあとに言うなら分かるけれど、
初レスポンスでお勧めできるフレーズではないと思います。
ワースト1
「不幸中の幸いだね」
一番言っちゃいけないのは、これです。
不幸中の幸いだなんて、
本人が口にしても絶対に言わないであげてください。
「今わかってよかったね」と似ていますが、
こっちは特にないかなぁ。
「お前に何がわかんねん」って思います。
これは、10年前もしんどかったです。
本当にNGフレーズです。
<あとがき> 両親や友人には本当に力をもらっていて、ここ数日でかなり冷静に整理できたので、近日中に、膵臓の病気について書こうと思います。ここ数ヶ月おさまらない背中の痛み、たまに来る胸のムカつきや吐き気はこういうことだったんだ、と。そして、痩せたのはブルブルマシンじゃなく、病気のせいだよと言われています(笑)
ひまわりんのブログを初めてご覧いただいた方は、
こちらの「初めまして、ひまわりんです」もぜひご覧ださい!
また、下記ランキングにも参加中です。クリックしてもらえると嬉しいです。
この記事へのコメントはありません。