ここ数日、
予約なしの外来診察が増えているそうです。
感染状況がこれ以上悪くなる前に、
受診しておこうという人たちが増えているんだとか。
なので、相当待ちました。
3時間以上待ったかな?
会計が夜間受付でしたもの。
前にここで会計したのは、
このUC病院に戻ってきて
「開腹オペをやるには判断材料が少な過ぎる」
と言われたあのとき以来です。
採血結果
さて、少しずつUCの出血状況が改善しているのですが、
採血の結果にも現れていました。
貧血の数値も上がっていました。
CRPも下がっていました。
アルブミンなんかも改善していました。
大腸内視鏡検査結果
検査入院の時に、たまたまあった教授回診のときに
ざっくりと大腸内視鏡の結果は聞いていましたが、
きちんと説明を受けてきました。
直腸からS状結腸まで想像以上に荒れていました。
下剤で綺麗にした後なのに、
腸壁は血がたくさん滲み出ていて
浮腫もいつも以上にありました。
それこそ瘡蓋ができているところもありましたが、
ガンガン出血している最中という感じでした。
直腸とS状結腸は、Matt Grade 5
↑炎症のレベルで1〜5で5は炎症Maxです。
(別にマットさんレベルではありませんw)
一方、下行結腸は、
Matt Grade 4
一方、盲腸、上行結腸は、
Matt Grade 1
昨年の内視鏡では、
盲腸あたりにも炎症が結構見られたのですが、
ここはよくなっているようです。
炎症の痕はみられるが、ってところでした。
ドルミカム恐るべし
最近、鎮静剤のドルミカム漬けのひまわりんですが、
「この前の検査は完全に眠っちゃってて、
自分の腸壁をリアルタイムで確認できなくて
残念でした」
と申し上げたら、
「え?ずっと僕と会話してたよ。
『ここ荒れてるねぇ』
『あー、ここは血管が綺麗に見えることがほとんどないんですよねー』
なんて応答してたよ。」
え?え?えー!?
そうなの!?こわい!
ぐっすり眠っていたと思っていたけれど、
わたしはずっと先生と喋っていたらしい。
「逆行性健忘」というらしいです。
逆行性健忘 (retrograde amnesia) とは、発症以前の、過去の出来事に関する記憶を思い出すことの障害である。ここでいう出来事とは本人の生活史上の経験であっても、本人が生活してきた時代における社会的な事実であってもよい。すなわち、発症以前に本人が経験し、覚えているはずの出来事を思い出すことができない状態である。しかしながら、どの程度の期間の逆行性健忘があるかの評価は必ずしも容易ではない。というのも、その個人の過去の記憶を正確に証明することは困難であり、世俗的な事象を対象に過去の記憶を確認しようとしても、個人の関心の度合いが異なるためである。
木下 彩栄 逆行性健忘 脳科学辞典https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E9%80%86%E8%A1%8C%E6%80%A7%E5%81%A5%E5%BF%98
なので、わたしは検査中の記憶が全くないということです。
アメリカでは、自白させるのに使ったりもするらしいです。
ひーーー!
膵臓オペ判断への一連の検査について
UCの主治医からも、
一連の検査からの病院としての判断を伺いました。
先週は聞いていなかった情報として、
「なんとかマクロファージ」という
膵炎のあとに見られる所見が見られたそうです。
UCの主治医も、
2センチ以上あって、しかも3つ採ってきている中、
悪性のものがあるとすれば、
どれかに採れてくるはず(採れてこないというのはないはず)
どれも、悪性所見はなかったようです。
ただし、標本が少な過ぎるので・・・というような
注釈はついていました。
(これはこれまでの検査にも似たような但し書きがあり)
兎にも角にも、
11月に実施したEUS-FNAでは、
組織診、細胞診ともに悪性所見はなかった
ということは事実です。
モヤモヤは多少残りますが、
「オペ回避はひまわりんさんにとってとてもよかったことだよ!
ここにきた時のこと思い出してごらんよ?」
とUC主治医にも言ってもらったので、
ヨシとします。
【あとがき】 このままUCがよくなってくれたらいいのですが・・・
でも、また1月には超音波内視鏡で膵臓の腫瘤を確認するので、なんだかずっと気が抜けない状況は続くんだよなー。いつオペという判断になるのかわからない綱渡り状態・・・とりあえず、年内は忘れよう!
「読んだよー」のしるしに、
下のバナーもクリックしてもらえると励みになりまーす!
この記事へのコメントはありません。