インドでの両替マニュアル 2018
最近、本当に記憶力の低下が著しい。
同世代と会うと、話題は子どもの話か、体力や脳みその低下に関する話が増えた。
恋バナに花を咲かせていたころが懐かしい。
さてさて、インドでの両替事情。
2018年9-10月にかけて2週間ほど滞在してきたときのことを中心に、そしてまた次回に行くときの準備も兼ねて。
記憶力が低下してきた自分のための記録用と、こちらに検索で入ってきてくださる方の少しでも参考になればということで。
インドルピーについて
ユーロやドルは日本でも両替できるし、空港でも両替できますが、インド貨幣はルピーの国外への持ち出しが禁止されているので、インド国外での両替ができません。
しかも、デリー空港(インディラガンディー国際空港)のレートの悪さは有名。さらには、旧札を混ぜられるという事例もあったりと信用できません。空港で両替する場合は、最小限に留め、市内に移動してから、街の両替所やホテルなどでの交換がオススメです。一応念のために、と聞いてみた空港の両替所レートは、確かに相場より1−2割ほど安かったです。
私は、送迎をお願いしたエージェンシーにひとまず当面の現金1万円を6000Rsに両替をお願いしました。ドライバーとの交換でした。
また、インドはまだまだ現金主義で(インド南部は分かりませんが)、クレジットカードが使えるところはそこそこの金額の取り扱いがあるところのみ。
宿の支払いもサイトでは「クレジットOK」となっているのに、今は壊れているとか、なんとかで使えないところも多い。想定以上に現金が必須でした。
自分もそうですが、日本でほとんどの支払いをクレジットカード払いしている場合は、お金のやりとりに懐かしさを覚えるほどです。
ちなみに10泊した宿の支払いも現金だったのですが、500Rs札と100Rs札を100枚くらい使って支払いました。例えて言うと、日本で5万円を支払うのに千円札50枚で払うような感じ。
インドルピーを得る方法
インドでルピーを得る方法は主にこの3つ。
① 現金両替
② クレジットカードによるATMでのキャッシング
③ 国際キャッシュカードでATMから引き出す
前回の旅行では、持って行った現金がほぼ底をつく状態となりました(クレジット支払い可となっていた宿の支払いに実際は使用不可だったため)が、②のクレカによるキャッシングはせずに済みました。自分は、クレジットカードによるキャッシングは、帰国後に引き落とし日を待たずにできるだけ早く返済しないとどんどん利息がついていくのがどうも精神衛生上落ち着かないなと感じ、できるだけ避けたかったのです。③については、気づいた時には国際キャッシュカードを作る時間的余裕がありませんでした。でも、作りました。後ほどこれについても書きますね。
① 現金両替
私は、日本円以外にも米ドルと、アジア旅行で溜まっているアジアの外貨をいくつか持参しました。(米ドルは基本的にどの国でも両替ができるので、円が下がったなというときに少しまとめてドルに替えています。)
実際には、町中に両替できるところはあるし、小さなホテル・ホステルでも両替は対応しているところが多いので楽でした。(ホステルなどは米ドルのみ対応の場所が多い)
私が滞在していた時(2018年9〜10月)のレートは、1万円で5800~6000Rs辺り。経験上、交渉すると100~200Rsは簡単に上がります。
2週間滞在中の両替記録は下記の通り。
10,000円→6000Rs (Drivers)
10,000円→6100Rs (Jewel shop)
10,000円→6150Rs (Travel agency)
10,000円→6150Rs (Travel agency)
5,000円→3050Rs (Jewel Shop)
10,000円→5970Rs (Hotel)
60米ドル→4300Rs (Hotel)
240香港ドル→1920Rs (Jewel shop)
24シンガポールドル→2050Rs (Jewel shop)
実は今回は、持参したすべての日本円(5.5万円)が底をつき、使い道がなかったアジアの外貨が大変役に立ちました。
それらを駆使してもギリギリで、帰国時に手元に残った現金は40米ドルだけでした。ことごとくクレジットカードが使えなかったのと、滞在したホステルの支払いに現金しか使えなかったため、想定外に現金が出て行きました。インドは(特にインドの田舎)は、まだまだ現金社会です。
また、インドルピーの国外持ち出しは原則禁止のため(そもそもルピーを日本円に両替してくれる場所は日本国内にはありません)、インドでの両替はこまめに必要な分だけ換金することをお勧めします。私も、1万円札5枚と、1000円札5枚を持っていきました。
② クレジットカードによるATMでのキャッシング
冒頭にも書きましたが、自分はクレジットカードによるキャッシングは緊急用と考えていました。帰国後の返済手続き(おそらく電話して振り込む程度だけれど)が面倒だと思ったからです。できるだけ早く返済しないとどんどん利息がついていくことも精神衛生上落ち着かないし。
なので、ここは飛ばしますw
③ 国際キャッシュカードで現地ATMから引き出す
現金による両替でも数週間くらいまでの短期ステイなら問題ないのですが、現地に長期ステイしている人たちは国際キャッシュカードで現金を下ろしているようでした(日本食レストランで聞き込み)。私も、今後のことを考えて、国際キャッシュカードを作ることにしました。ちなみに、長期ステイ組に人気だった新生銀行のキャッシュカードでしたが、残念ながら2018年12月8日以降は海外ATM利用機能が廃止されるので、海外利用でのメリットはなくなったようです。なお、国際キャッシュカードは未成年でも15歳以上ならたいてい申し込めます。
私は、いろいろと調べた結果、現在保有している三井住友銀行のSMBCデビットカードを申し込みました。
入会費、年会費が無料で、海外ATMでの現地通貨での引き出しが可能。ATM利用料が1回108円かかりますが、事務手数料が3.0%というのは他行と比較しても低いほうです。
SMBCデビット(Visaデビット) : 三井住友銀行
(口座をすでに持っている場合は簡単。来店不要で、私も2-3分でウェブサイトから申し込めました)
次回のインドステイでどのくらい活躍してくれるか楽しみです。その前にちゃんと口座にお金を入れておかないとねw
●まとめ●
次回(といっても、もう1か月を切った・・・)のインドステイでは、③の国際キャッシュカードが自分のオプションに追加されさらに便利な旅となりそうですが、インドのATMではいまだに一度に10,000Rsまでしか引き出せません。そればかりか、ATMが故障していて使えなかったり、「現金がありません」的な貼り紙がしてあるATMも見かけたりすることもしばしば。よって、現金持参に不安がなければ、日本円による現金両替が一番手っ取り早いとは思っています。短期ステイならば、現金両替をメインに、国際キャッシュカードをサブくらいに考えておくのもありでしょう。
自分も、次回は同じように日本円の現金と、100米ドルは持っていこうと思っています。
【関連記事】 インドのチップ事情 実際のところ・・・
下のバナーのいずれかをクリックしていたただけるとランキングに反映されます!
応援してくださる方はよろしくお願いします^^
食事記録はこのバナーの下です。
昨日の食事記録
あさ
パンとコーヒー
ひる
お魚と味噌汁とお浸し
この記事へのコメントはありません。