ドイツ

2024 Europe 16日目:ミュンヘン堪能 後編 1日じゃ足りないミュンヘンレジデンツ

こちらの続きです。

アルテピナコテーク

半端ないの数々傑作が並ぶ美術館だそうです。
 
美術館は大好きなのですが、没頭してしまう質。
1日つぶれてしまうと思い、今回はミュンヘンレジデンツにどうしても行きたかったので、中には入りませんでした。
  

ここのお庭がとても素敵で、
この作者はわからないモニュメントのそばで休んでいましたら、ボンから来ているという孫を連れた老夫婦にドイツ語で話しかけられました。

「あなたのスカートとモニュメントが美しいから、写真を撮らせてもらっても良いかしら?」
と。全然ウェルカムですーーー。
「インスタグラムとかはよくわからないしやらないから、別にどこかに載せたりはしないわ」
と。話が弾んで、お孫ちゃんとも一緒に。

きっと一人だからこういうふうに話しかけられたりもするんだろうなと思う。
ドゥブロヴニクでも一人のときに、色々と話しかけられてコミュニケーションが生まれたり。
こういう一期一会がたまらないから、一人旅って好きなだなぁ。

マリエンプラッツ

言わずと知れたマリエンプラッツ。
ミュンヘンといえばここでしょう。
時間問わず賑わっていました。

Odeonsplatz オデオン広場

ミュンヘンレジデンツに程近いオデオン広場。
マリエン広場とはまた趣が違う。
どちらも荘厳で美しい。

  

Frauenkirche フラウエン教会

ふたつの塔が象徴的なマリエンプラッツからも程近い教会。
入場無料で何気なく入ってみたら、ちょうどパイプオルガンが演奏されていました。
この日も非常に暑い日でしたので、演奏を聞きながら涼んでいる方が多くいらっしゃいました。
教会内の撮影はNG。

他にも、聖霊教会、聖ミヒャエル教会、聖ペーター教会などなどミュンヘン旧市街にはたくさんの教会があり、その多くは第二次世界大戦の1945年に爆撃を受けたそうですが、見事に修復されています。

個人的な見解ですが、ドイツの修復技術が素晴らしいのか、ミュンヘンの歴史的建造物や内装は復刻でも大変歴史を感じられました。このあと訪れるミュンヘンレジデンツなんか本当に言葉で言い表せないほど素晴らしいです。
 
一方で、ウィーンの歴史的建造物はどこかテーマパークのような感じがあり、特に近年修復して作られた部分はオリジナルとの差が顕著で、おもちゃっぽいというかなんというか。
そういう部分が多かったです。
 

クライマックスに相応しいミュンヘンレジデンツ

さあいよいよResidenz München ミュンヘンレジデンツ。
ヨーロッパの歴史好きでここに行く方は、半日、いや1日は確保したほうが良いかと。

レジデンツの中庭。
 

すべてがいちいち豪華絢爛。
圧倒されます。
これで入場料がたったの€10なんて神過ぎます。

ミュンヘンレジデンツは、バイエルン王国の王家ヴィッテルスバッハ家の宮殿だったところ。
ヴィッテルスバッハ家といえば、ウィーンで見てきたシシィミュージアムのエリザベートの生家になります。

圧倒されたこの広間。動画を少しお見せします。
ミュンヘンレジデンツは撮影OKでした。
 

Cuvilliéstheater キュビリエ劇場

ひまわりんは、キュビリエ劇場(レジデンツ内の劇場)も観ました。
ここは15分もあれば大丈夫ですが、レジデンツからは少し外に出て歩きます。

この劇場は、内にある王室専用だった劇場です。
なので小ぶりではあります。

1781年にモーツァルトのオペラ「イドメネオ(Idomeneo)」がここで初演されたそうです。
ロココ様式の煌びやかな劇場で、パリオペラ座を彷彿させるような。

こちらは、第二次世界大戦の戦禍を免れています。というのも劇場を解体して疎開させていたらしいです。
そういえば、前日のバイエルン州立劇場でも同じような話を聞きました。

時期によっては、この劇場でコンサートなども行われているようです。
実際に客席に座ってみたところ、座り心地はイマイチでしたが、音がすごく響くように感じました。
ここでピアノコンサートとか鑑賞してみたいかも!
 

キュビリエシアターの方の入場料は€5ですが、
ミュンヘンレジデンツの入場料を考えるとお高いです。
 

もりもりだくさんな1日を終え、クタクタ。
ホテルの近くのイタリアンで軽く夕食を済ませました。


そして、スーパーでビールを買い、早めに就寝。
ちなみに、このときはパリ五輪の真っ最中でした。
テレビに映っているのはどこかの選手ですね。
アメリカかな?
このビールも美味しかった。

ミュンヘン3日目ラストデーに続きます。
 

DAY16の支出

・一日乗車券(ZONE1)€9.2
・ミュンヘンレジデンツ入場料 €10.0
・キュビリエシアター入場料 €5.0
・ブランチ Weisses Bräuhaus im Tal €45.0
・ディナー STORIA €35.0
・ REWEスーパー €?(4,179円)
・dm €?(4,272円)
・何か (2,058円)

  

あとがき

9月もとうとう終わりました。出国に向けて、部屋の片付けとパッキングを済ませたいのですが、実は本番の舞台が終わって以降、少し体調を崩していて、進みがイマイチです。ただのアレルギー性鼻炎と咳喘息のようなものなので、あと数日で回復すると思うのですが。熱はないので、一つ目の病院ではコロナの検査をしてもらえず、別の病院で一応してもらいましたが陰性。疲れがどっと出てしまった感じ。体調が良くないとQOLって著しく低下しますね。我ながら、UC活動期はうまくやっているなと尊敬します。寛解がより長く続きますように・・・

 

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