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IPMN→MCN→SPN→NETと言われてきた今までの流れ

始まりは人間ドックの結果から
:「膵嚢胞疑い」

2020年6月下旬 人間ドック受診

2020年8月上旬 人間ドックで「膵嚢胞疑い」の指摘

でも、「膵内高エコー域」や「膵嚢胞疑い」は
5年前から毎年指摘があったので、
特に今回も深刻には捉えていませんでした

2020年8月中旬 AIH主治医に報告。念の為、精密検査へ。

  

主治医の顔色が変わった
:「MCN疑い」

2020年8月26日 AIH病院にて、単純CT(肺の確認)、MRCP

この検査後すぐに診察
いつも明るく陽気な主治医がこの時初めて真剣な顔に
翌日に追加検査として、造影MRIが決まる

2020年8月27日 AIH病院にて、造影MRI→MCNの疑い
手術適応としてA病院のドクトルGHに紹介状

ここから次のステップへしばらく時間が開いているのは、
当時はまだ楽観的に構えていて、
実家に帰省したりしていたからです

 

ゴッドハンドのいるA病院へ
:「MCN、またはSPN疑い」

2020年9月11日 A病院に紹介状と検査データを持参し、
ドクトルGHの初診察
MCNで間違いないだろう

2020年9月17日 A病院にて、造影CT

2020年9月19日 A病院にて、ドクトルGHの診察
造影CTの画像では、MCNまたはSPN。
腫瘤は尾部から体部にかけて最大60mm。
手術は、膵体尾部+脾臓摘出。
サイズが大きいことと膵液漏を考慮して開腹手術。

この頃から、初診時から感じていたA病院の
医療スタッフに対する不安がMAXに
オペがたとえ成功しても、そのあとの入院期間、
この病院にお世話になるのは嫌だと強く思うように・・・

 

とりあえずUCの主治医のところへ行こう
:「MCNと断定するには早すぎるのでは?」

2020年9月23日 AIH病院とA病院で画像診断データを入手

AIH病院では3,000円の書き出し手数料が取られました

2020年9月24日 UC病院へ、手術が決まった経緯を報告
開腹手術一択への疑問をぶつけ、
セカンドオピニオン検討の旨を報告
急遽、いろんな先生の意見をお伺いできることに

ここで、「MCNのようには見えない」と言われてポカン・・・
「大切な膵臓を切るにあたり、データ(証拠)が不足しすぎている」
と指摘され、「確かにな」と納得
この病院の科を超えた連携、チーム医療、ナースの優秀さに
改めて感動し、やはり長らく通い馴染みの先生もいて入院経験もある
UC病院で治療を受けたいと思うように

2020年9月最終週 UC病院にて、追加の精密検査予約を進める

  

転院とその他の可能性浮上
:「NET(膵神経内分泌腫瘍)」

2020年10月8日 UC病院にて、EUS検査

2020年10月10日 A病院にて、転院希望を報告
執刀医となる予定だったドクトルGHには優しく送り出していただく

転院を申し出るのは結構勇気のいるイベントでしたが、
ジェントルマンな対応をいただき、かなりホッとしました。

2020年10月12日 EUSの結果から、P-NETが第一候補に浮上
次いで、SPN→膵内副脾→MCN

今までMCNでほぼ間違いなしと言われていたのが、
EUSの結果、「可能性は限りなく低い」とまで言われる始末
膵臓の病気って難しくて、医学生泣かせらしいです

  

第3の可能性で唯一手術回避の
「膵内副脾」を確認するために

2020年10月16日 SPIO MRI検査

2020年10月19日 SPIOの結果、明らかな膵内副脾を示す
取り込みはなかったものの、
過去のMRIデータなどと総合的に判断して
「膵内副脾である可能性が高い」という放射線科のレポート

この結果は、本来だと喜びの結果のはずですが、内科と外科の考えでは、
膵内副脾と断定できるだけの情報量がないとのことで、
引き続きNETを疑っているようで、さらなる追加検査に
自分としてもここまで来たらとことん突き詰めてくれや〜って感じです

 

今後、控えているのが、

NETかどうかを鑑別するための
オクトレオスキャン

の実施です。

次回は、このオクトレオスキャンについて書いてみようと思います。

 

 

【あとがき】怒涛の晩夏から初秋にかけての出来事、改めてめまぐるしかったなぁと思います。膵臓に腫瘍があることが明確にわかってもうすぐ2ヶ月。今でもまだ落ち着いていませんが・・・早く可能性が絞られ、手術が成功し、追加治療とならず、なんとか年内には家に戻ってきたいところです。

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