こちらの続きです。
ウィーン国立歌劇場ガイドツアーへ
この時期、各オペラハウスは基本夏休み。
バレエやオペラも本当は観たい私としては残念なのですが、
その代わりガイドツアーは参加できるところは全て申し込みました。
日本語のガイドツアーを申し込み
このガイドツアーだけは日本を発つ前に予約していました。
実際、前日とかにチェックしたところ売り切れになっていました。
というのも、月に2回くらいしかない日本語ガイド。
しかもちょうど私たちのウィーン滞在期間に開催されるので。
ただ、この判断は少しミスでした。
後ほど記述します。
私は前日、素晴らしいハンガリーオペラハウスを堪能していました。
ウィーン国立歌劇場の前情報としては、
ブダペストのそれよりも大きいということ。
皇帝フランツヨーゼフがブダペストのオペラハウスの建築を許可した際に、
ウィーンの国立歌劇場より大きいものを作ってはならぬと指示したそうです。
その代わり、ブダペストオペラハウスは豪華な内装なんです。
ウィーン国立歌劇場の第一印象
ウィーン国立歌劇場は確かにハンガリー国立歌劇場よりも大きいです。
ロビーなんかも広々としています。
外観はとても美しいのですが、中に入った正直な印象としては質素です。
重厚感があまり感じられない、シンプルな劇場というのが第一印象でした。
フランツヨーゼフが質実剛健主義だったことも影響しているかもしれませんね。
また、第二次世界大戦でかなり被害を受けたようで、オリジナル部分が少ないというのもありそうです。
期待していた日本語ガイドツアー
ツアー自体は20人くらいでしたでしょうか?
他にも、同時刻スタートのGerman、English、Spanishグループがあったようです。
ガイドさんは日本語が堪能な、なんならオーストリアに住む日本人の方がガイドしてくださるのかなと友人も私も期待していたのですが、なんと日本語がかなりギリギリな現地の方でした。
やや雲行き怪しい感じですが、スタート。
客席数は、約2200席。
ハンガリーの方は約1300席。
そう考えるといかにこちらの方が大きいかがわかりますね。
全体の感想
ウィーンオペラハウスでは、
見学させてもらえるところも少なく、
おまけにガイドさんが日本語が途中出てこなくなったり、
とあまり深い話が聞けず残念でした。
こういう時は言語は英語を選ぶべきだなと痛感した次第です。
前日のハンガリーオペラの方は、
知識が深くて、ここしか聞けないというような秘話をたくさん話してくださいました。
またその方がすごくハンガリーのオペラハウスに誇りを感じていらっしゃるのがすごく伝わってきて、ラストのミニオペラ鑑賞も含めてとても感動のガイドでした。
ハンガリーは9,000Ft(約4,000円)だったのに対し、こちらは€13(約2,200円)。
金額の差を考えたとしても、かなりガッカリなツアーでした。
このあと、ミュンヘンにてバイエルン国立歌劇場(バイエルン州立歌劇場とも)のガイドツアーにも参加しましたが、やはりそちらも大変素晴らしく、とにかく残念なツアーでした。
ただ、ツアー自体はイマイチでしたが、
オペラやバレエはいつか観劇してみたいと思います。
シュテファン大聖堂へ
オペラハウスのあと、少しホテルで休憩後、
シュテファンプラッツへ。
ウィーンのシンボルとも言えるのでしょう。
よくある観光地マグネットもシュテファン大聖堂が一番多かったように思います。
ゴシック建築がとても厳かで威厳のある存在感です。
前日に見た(入館し損ねた)ブダペストのマーチャーシュ大聖堂もゴシック様式で、共通点が多いように感じました。
外はゴシックですが、中はバロックなのかな?
外観と聖堂内では雰囲気が違いました。
美しいです。
なお、ここはモーツァルトとコンスタンツェの結婚式と葬儀が行われた聖堂としても有名です。
カフェザッハーへ
DEMEL、ゲルストナー、ザッハーのどこかに
行こうということになり、営業時間の関係でザッハーに。
遅めの時間に行ったので並ばずに入れました。
私はこちらをオーダー。
アイスのウィンナーコーヒー。
(ここでも珍しくアイス)
友人は、ザッハートルテを食べていました。
大満足の笑顔でした。
翌日のカールス教会でのコンサートの予約をして、
夜のオペラハウスをぐるりと一周してホテルへ帰りました。
大体23時すぎくらいかな?
旧市街ど真ん中は治安も良いです。
この日はこれにて終了!
Day4の支出
・シシィチケット €49(翌日のシェーンブルン宮殿入場料も含む)
・シシィソックス €16.8
・BILLA 軽食 €4.04
・BILLA €9.95
・ザッハー €20くらい?(メモなし)
* 事前購入したものについては、使用日に記入
あとがき
オーストリアもハンガリーも冷房が効いていないところが多くて、UCの私にはありがたい。寒暖差が腸を刺激するので、屋内外の気温差がないのは嬉しいです。夏の冷え冷えの日本の地下鉄は本当に辛いもん。
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