骨粗鬆症対策の薬はいろいろとある。
中でも効果が高いとされるビスフォスフォネート製剤。
ステロイド剤服用開始してまだ知識がない頃、
大事な友人である女神さまKちゃんにたくさん教えてもらいました。
薬は痛みを和らげてくれたり、
ときには病気そのものを治してくれたりと、
大変ありがたいもの。
でも、副作用という厄介なものが付随してくる場合も多い。
そして薬の効果効能については詳しい
薬剤師や医師も、副作用についてはけっこう無頓着。
というか、知識レベルに差がある。
皆さんお忙しいでしょうから、
そこまでカバーし切れないのでしょうね。。。
こういった中、ビスフォスフォネート製剤を
若い女性に投薬をする際、一体どれだけの医師、薬剤師が
骨に残る危険性を説明できているのかな?
この薬に限らずだけれど。
私は自分の意思でビスホス製剤は服用していません。
でも、知らずに服用しちゃってるケースもあるんだろうな。
もちろん、きちんと理解し納得して飲んでいるなら問題ないと思う。
ビスホス製剤が食道に留まると、
食道炎や食道潰瘍の原因になることがあるということと、
食事や薬(特にCa・Mg・Feを含有するもの)の影響を受けやすいということで、
服用にはさまざまな注意点がある。
以下に、自分の覚書として、
ビスフォスフォネート製剤のメモを。
<一般名(商品名例)>
●エチドロン酸二ナトリウム
(ダイドロネル)
いわゆる第一世代ビスフォスフォネート。
効力は第二世代の100分の1と言われる。
効力が弱い上、服用方法がかなり面倒。
1日1回食間に服用する。
(服用前後2時間は、食事や他の薬の摂取は避けなくてはならない)
これを、2週間服用し、10~12週間休薬するという特殊な飲み方。
●アレンドロン酸ナトリウム水和物
(フォサマック・ボナロン)
1週間に1回服用するタイプ。
朝一に大量の水で服用後、最低1時間は横になってはいけないというもの。
その際、カルシウムやマグネシウム含量の高いミネラルウォーターでの服用も避ける。
いわゆる、第二世代ビスフォスフォネートです。
●リセドロン酸ナトリウム水和物
(アクトネル・ベネット)
連日服用するタイプと、1週間に1回服用するタイプあり。
●ミノドロン酸水和物
(リカルボン・ボルテオ)
連日服用するタイプのみ。
※ボルテオは、月1回服用でOKなタイプが最近出たみたい。
余談だけど、名前の由来は「ボーンの帝王」らしい。
↓リカルボンの説明書より抜粋。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦等:
1).妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[他のビスホスホネート系薬剤と同様、生殖試験(ラット)において、低カルシウム血症による分娩障害の結果と考えられる母動物死亡並びに出生率低下等がみられている]。
2).ビスホスホネート系薬剤は骨基質に取り込まれた後に全身循環へ徐々に放出されるので、妊娠する可能性のある婦人へは、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[全身循環への放出量はビスホスホネート系薬剤の投与量・期間に相関する。ビスホスホネート系薬剤の中止から妊娠までの期間と危険性との関連は明らかではない]。
2.授乳婦:授乳中の婦人には、本剤投与中は授乳を中止させる[母動物(ラット)へ投与した場合、乳汁中に移行することが示されている]。
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ひまわりん♪ほんの少しお久しぶりかな。 どうしてるかな~…と思って時々チェックしてたよ(^^)
薬の副作用について きちんとした説明がないと安心して服用できないよね。
私も病院からもらった薬はインターネットで調べたりすることが多いです。
寒くなってきたのでご自愛くださいな。自転車率が高いので 昨日手袋デビューしました。
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>めぐニャンさん
今日は朝からまたかなり遠くの病院に来てるのよ。9時からいて、まだ今会計待ち。
急患だとかで先生がバタバタしてて、
私が診てもらえたのはなんと14時半^^;
ホント一日仕事。
薬はね、きっと、もっと患者も賢くならなきゃならんのだと思うよ。
めぐにゃんがチャリこいでるところ、
想像しできないんだけど(笑)
秋飛び越えて、いきなり冬って感じだけど、めぐにゃんこそご自愛くださいましね。
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ひまわりんさん
こんばんわ。いつもながら、よく勉強されてるなあと感心します。
確かに医師も患者自身も薬には無関心なような気がします。
が、骨粗しょう症好発年齢の猫としては「ボナロン」は必須かなと思って納得して飲んでます。
降圧剤にしても抗コレステロール剤にしても服薬して上限ぎりぎりなので正直、飲みたくはないけど飲んでます。
仕方ないですよね。
って感じです。
愚痴っちゃってすいません。
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>猫さん
こんばんは。
私だって猫さんのように
女性として妊娠出産もすでに経験していれば、敬遠することなくビスホ製剤飲んでいると思います。
ステロイドの長期服用では、
いくら元々骨がしっかりしていたとしても、
また年齢が若かったとしても
骨は相当にボロボロになると聞いています。
でも、やはり現時点では
将来妊娠出産を望んでいますから、
少しでもネガティブ要素を含んでいる薬は
極力飲めません。
免疫抑制剤も同様の理由で拒否しました。
しかしながら、
ステロイドなどを長期服用している人で、
第2世代以上のビスホ製剤を飲んでいない人は
たいてい腰椎を圧迫骨折されているようです。
ですから、他人事じゃないなと思っています。
妊娠出産を無事経験できたら、
もしくは、それをあきらめたときは
すぐに服用を開始することになるかと思います。
薬はできるだけ飲みたくないですよね。
全然、愚痴のうちに入らないです。
私は猫さんよりも薬の種類は少ないかもしれませんが、
それでも毎朝うんざりします。