ひまわりんの潰瘍性大腸炎の症状は、
ほぼなくなってから3ヶ月は経過しました。

今はとにかくトイレに駆け込むことがほぼないので、いろんなところに気楽に足を運べます。
実は、前回3月4月にインドに来たときは活動期真っ只中だったので、いろいろと大変だったし、トイレのことを考えて残念ながら行けなかったところもあります。
ヨガの練習中もよくトイレに駆け込んでいました。
「ロペミン」という腸の活動を完全にストップさせてしまうような薬も常用していました。

その前回の活動期は長くて1年以上続いました。
そして、年々、再燃するたびに症状がひどくなっていて、次が恐怖でしかありません。

ただ、主治医とは、
今回のインド長期滞在によって、腸内細菌が入れ替わり完全治癒するかも！
ということも
期待してみましょう、
という話をしています。
　

本題の興味深い話「腸内細菌」

というのも、
論文で発表されているらしいのですが、
インド人とイギリス人の一卵性双生児がいたそうで、
両親の離婚により、10歳くらいから各イギリスとインドで育ったのだそうです。

イギリスで育った子の方は、
もともと持っていたUCが大人になってもひどく、
インドで育った子には大人になるとUCは一才出なかったのだそうです。

この話はそもそも、
双子がバラバラの異国の地で生活することになった事実の方が
自分としてはショッキングだったのですが、
インドでは潰瘍性大腸炎は欧米などに比べて少ないとのこと。

潰瘍性大腸炎は先進国病とも言えるのかもしれません。

一般的に、腸内細菌の改善を行った場合、
腸内環境が変わり始めるのが2週間くらいからで、
それが定着するまでに約3ヵ月程度だそうです。

もしかしたら、過去の2−3週間のインド旅で、よくなって帰ってくることが多かったのはこれがあるのかもしれません。昔は日本食を持ち込むこともなかったですし。

　　

日本人の異常なまでの衛生意識

主治医は、さらに日本人のキレイすぎる衛生観念が私たちの体を弱体化させているとも仰っていました。

幼少期にあまりにも埃を吸ったりしなかったり、
土遊びで土の中にいるいろんな菌に触れたりしなかったり、
というのは、むしろ喘息やアレルギーが大きくなっても治らない原因になっているという考えのようです。

このお考えについては、私も同意するところであります。

ちなみに、インドのような国では、
呼吸器系の病気で亡くなる方が多いそうです。
　
大都市は本当に空気が悪いですからね。
それでも私がインドに来はじめた7−8年前よりはよくなってきていると実感します。
確か、コロナ禍のニュースでデリーに青空が！
みたいなのがあったような。
　
あとは排気ガス！
よくバイクの後ろに乗せてもらうことがありますが、
（あ、ノンヘルで・・・）
ストールで口元を覆って乗りますが本当に息苦しくなります。

　

腸内細菌の完全なる生まれ変わりを期待

というわけで、
今回は新しい腸内細菌環境が定着するまでかかると言われている3ヶ月を超えてこちらにいるので、お腹の調子がどのようになっていくかそれも楽しみです。

インドの食事は日本食に比べてさらに穏やかで優しいので。
きっと日本人が思い描くインド料理とは違います。

肉も魚も食べないし、お酒も飲まない。
なのに、禁断症状が出ないくらい、普段の食事がバラエティに富んでいて満足なのです。

でも何ヶ月もいると、さすがに飽きてくるのかもしれないですね。
そうしたら、ちょっと都市に遊びに行ってお酒でも飲みに行こうかなと思います。

日本食材も少し持ってきています。
お米やお味噌、調味料など。
インドの食材を使った日本食もいつか紹介したいとおもいます。
そうそう、日本の豆腐、高いけど売ってるところ見つけました。
インドのいわゆるTOFUなら比較的リーズナブルに買えます。

あと、「ヤクルト1000」が寛解期の維持に寄与していた気がする理由もなんとなくうなづけます。
つまり悪くなってからだと遅いんですよね。
対処がうまくできない。
　
UCは寛解期をどう過ごすか、が鍵なんだなとつくづく感じるところです。
元気な時というのは、そうした意識を保つのが難しいのですが・・・

あとがき

昨日はすごいミラクルが起きて、随分と興奮冷めやらぬ1日でした。明日にでも書こうかな。さて、今日は日曜日。これまでは日曜日もクラスを行なっているところを探して、練習しまくっていましたが、日本と同じく日曜日は基本練習もお休みしようと決めました。とはいえ、夕方に本当のオンラインクラスはあるのですが。今からマッサージに行ってリフレッシュしてこようと思います！

　　

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