スリランカの正式な国名は、Democratic Socialist Republic of Sri Lanka　スリランカ民主社会主義共和国。 （イギリスから独立した直後はセイロンでした。）

え？？あれ？社会主義国なんだっけ？と一瞬思ってしまうけれど、そんなはずはない。ええ、違います。社会主義国家ではありません。

「民主社会主義」とはなんぞや？

Wikipediaでは、

民主社会主義（みんしゅしゃかいしゅぎ、英: democratic socialism）とは、革命を否定し、議会制民主主義の中で社会主義の理想を実現しようとする、中道左派の穏健な社会主義思想であり、社会民主主義の捉え方の一つである。

大辞林 では、

自由主義の要素を生かした社会主義社会を実現しようとする思想。一党独裁を否定し複数政党による議会制主義を採用。また、公共的統制下での市場競争経済体制、社会保障制度の充実などを主張する。

とあります。

民主主義の国家でありながら、社会主義を進める国家ということみたいですが、恥ずかしながら、あまり深く考えたことがありませんでした。

改めて、他の国もざっと見てみたら、インド共和国（Republic of India）、フランス共和国（French Republic）、ロシア連邦（Russian Federation）、大韓民国（Republic of Korea）など。

イギリスなんて長い。グレートブリテン及び北アイルランド連合王国（United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland: UK）笑

でも日本は、日本（Japan）。何ちゃら何ちゃら　of　Japanとかではないのですよね。

ちなみにスリランカの漢字表記はかつての国名「セイロン」を「錫蘭」と書いて、略語は「錫」。これも初めて知ったーー。

＜あとがき＞　そうそう、スリランカは世界初の女性誌首相が誕生した国でもあるそうです。その女性首相シリマヴォ・バンダラナイケさんの名前は、首都コロンボの空港の名前にもなっています。明日は、コロンボ・バンダラナイケ国際空港より帰国します！あっという間でした。

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