2003年版白い巨塔のときは、多少なりとも財前教授に感情移入する場面が財前母きぬとの会話以外にも感じられた気がするのだけれど、令和版の今回はそれが感じられないんだと思いました。
でも、もしかしたら、最終話の財前教授の死の前には観られるのかもしれないですね。
岡田くんは「永遠の0」や「黒田官兵衛」ですごくいい俳優さんだなと思っていたけれど、財前教授はやっぱりミスキャスト感否めない。岡田くんの顔の大きさとか、身長の低さとか、足の短さとか、今まで気にならなかったところが、随分クローズアップされてしまいました。やっぱり彼には医者よりも、SPとか武士とかが似合うのかな?
4話まで観たけれど、他の人で観たかったかなと思う、「令和版白い巨塔」。
でも主役以外は、「令和版白い巨塔」の方がいいな、というキャスティングも多いです。
例えば、
花森ケイ子役の沢尻エリカ。なかなか現代っぽくていい感じ。黒木瞳が演じたケイ子よりこっちの方が個人的には好き。
それから、国平弁護士役の山崎育三郎も、前回のミッチーより好き。
里見先生を演じる松ケンも、現代に置き換えると、江口洋介が演じた里見先生ではしっくり来ないから、これも良いのかなと。(個人的には江口里見がサイコーだけど)
しかし、教授選を戦った東都大の菊川先生は、前回は沢村一樹だったが、今回は随分華がない感じだった。ただ、このキャスティングは、原作のイメージには近い気はする。
あともう一つ。
自分の記憶が定かではないけれど、描かれ方が大きく異なっていると感じるのが、里見先生の妻のスタンス。里見先生の妻役は確か水野真紀だったと思うのだけれど、里見先生を献身的に常に応援していたような気がする。違うのかな?
令和版では、里見妻は「大学病院で教授になってほしい、家族を守ってほしい」とかなりの苛立ちを里見にぶつけているシーンが幾度かありました。
記憶違いなのか、描かれ方が違うのか、ここ平成版白い巨塔を観て確認したい!!!
あーだ、こーだ、言ってるけど、最終話も観るつもり。
食事記録
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