今夜はバレエネタなので、興味ない人はスルーしてください。
牧阿佐美バレエ団 ライモンダ2018.6.9 公演
青山季可さんが主役ライモンダを務めた初日を鑑賞。
場所は、文京シビックホール。
ちなみに、至近の東京ドームでは巨人戦があったみたいで、
ジャイアンツユニフォームを来た人がたくさん!
席もやや後ろだけどほぼ正面。
オペグラなくとも表情まで見えた。
ラッキーな席でした。
感想
今年3月のバレエ協会のライモンダをあいにく観られなかったので、
これはぜひとも、とチケット購入。
グラズノフも聴きたかったし。
主役のライモンダ役は出ずっぱりだし、テクニックも表現も相当大変な役。
季可さんの全幕を踊り切ったスタミナと安定感にはさすが!と思いました。
ただ、楽しみにしていた夢の場は、すごく演奏も早くて、
踊り自体というよりも、振り付けに見せ場が乏しいのか、
夢の場という幻想的な感じが少し足りなく感じました。
Vaだけ単発で踊るのと、全幕で踊るのはわけが違うのは承知なものの、
ローザンヌ国際コンクールで散々目が慣れている夢の場のヴァリエーションなだけに・・・w
ちなみに、夢の場のヴァリエーションですごく衝撃を受けたのが、
2012年のローザンヌで、当時17歳の菅井円加さん(現ハンブルグバレエ)が踊った夢の場。
脱線してしまった・・・
あ、そんな夢の場で、すごくいいなと思ったダンサーがいました。
第2ヴァリエーションを踊られたたぶん光永百花さんという方。
サラセンも、パドトロワもとても素敵でした。
まだ若そうなのでこれからが楽しみですね。
タッパがあるのか、そもそも華があるということなのか、
コールドでは目立ってるように感じました。
また観てみたいダンサー!
男性は、やっぱり今勇也さんがよかったです。
男性で足先が綺麗な人、アラベスクが上がる人、5番が綺麗な人は目を引きます。
プロフィールの写真の無造作すぎる髪の毛が残念w
ちなみに、私の直近のバレエ生鑑賞は、
年末のニューヨークシティバレエのくるみ割り人形。
それと比較しているわけではないけれど
ライモンダだってすごく豪華な演目なはずなのに、
全体的に地味に感じてしまった・・・
これは仕方ないか。
あと、「うーん・・・」と思ってしまったのが、
ソロが踊っている真後ろで、動きが多いのが気になりました。
演技をしているのはわかるんですけど、
ソロの見せ場だったりする決めポーズのアラベスクや回転の真後ろで
後ろの取り巻きさんたちの腕がピラピラ動いているのがもったいなかったー。
ナチュラルな演技は全体のお芝居として重要なはずだけどさ。
あと、季可さん、数年前に観た時よりも
上半身が硬くなっているように見受けられましたが、
私の記憶違いでしょうか・・・
と、超言いたい放題。
なんだかんだ言いましたが、
素敵な時間をありがとうございました。
会場では、お友だちや、昔の先生に会えたりもして、
軽い同窓会気分まで味わえました。
ここまで、読んでいる人はほとんどいないと思うけど・・・
それにしても、
体の調子が良いと、長い演目でもトイレを気にせず、
ゆったりと落ち着いて観ていられる。
そんな幸せを噛み締めた今日のバレエ鑑賞でもありました。
では、おやすみなさい。
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昨日の食事記録と歩数記録
おやつ
いろいろ500kcal
よる
中華料理
1500kcalくらい
トータル2700cal
ライモンダ
物語の舞台は中世、プロヴァンス地方のドリ伯爵夫人の城。
第1幕
ある日、ドリ伯爵夫人のお城で、美しい姪ライモンダの誕生日を祝う宴が開かれ、集まった友人や貴婦人たちの踊りが始まりました。そこに、十字軍の騎士として遠征中のライモンダのフィアンセ、ジャン・ド・ブリエンヌから手紙と彼の肖像画のプレゼントが届きます。手紙には、翌日に帰還すると書かれていました。
喜ぶライモンダは自室に戻り、親友たちと彼の肖像画を眺めていましたが、やがて眠りに落ちました。そして、肖像画からジャン・ド・ブリエンヌが現れ、ライモンダを美しい場所へといざない愛を語り合う夢を見ました。
第2幕
翌日、城の庭でジャン・ド・ブリエンヌの帰還を迎える準備が整えられていると、突然、サラセン人の首領、アブデラクマンが旅芸人の一団を引き連れてやって来ました。アブデラクマンの目的は、美しい姫と名高いライモンダを連れ去ることでした。アブデラクマンはライモンダに一緒に踊ってくれるよう頼みますが、ライモンダはアブデラクマンの誘惑を拒みます。アブデラクマンは皆の気を惹こうと、風変わりな芸人の踊り、サラセン人の踊り、スペイン人の踊りと、次々と旅芸人の一団に踊らせます。芸人たちの大騒ぎが最高潮に達し、混乱に乗じてライモンダを連れ去ろうとしたその時、ジャン・ド・ブリエンヌが到着しました。そして、ライモンダをめぐる決闘にジャン・ド・ブリエンヌが勝利し、二人は無事に結婚式を迎えることになりました。
第3幕
ライモンダとジャン・ド・ブリエンヌの結婚式に招かれて、ポーランドやハンガリーからの招待客が集まってきました。ドリ伯爵夫人は、家族同様に親しくしているハンガリーのアンドリュー2世王を招いています。客たちはそれぞれの国の踊り、チャルダッシュ、マズルカを踊って祝宴を華やかに飾ります。ライモンダとジャン・ド・ブリエンヌも友人たちと共に踊り、皆に祝福されたのでした。
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