完全ベジ生活とヨガ三昧がもたらした体の変化
たかだか2〜3週間(渡印前からの期間入れて)ですが、
ベジ生活(&ヨガ)がもたらした体への変化、想像以上に大きかったです。
何よりも、ベジ生活が苦ではないんですね、インドでは。
どの食堂、レストランに行っても、ベジメニューとノンベジメニューがありますし、ベジ料理がとても美味しいのです。
生野菜を食べることはあまりなく、ほぼ加熱調理されていますし、作り置きをする食文化がないようで、その日のものはその日の食べる人の体調に合わせて作る、のがインド流。したげって、普通に考えるとむしろ体にはいいはず。お腹は壊しにくいはず。お腹を壊す原因は、大量に使われるスパイスと油の量に日本人は慣れていないからだと思います。あとは、不衛生な環境にある水事情も大きく原因しています。水にさえきちんと気をつけて、めちゃくちゃスパイシーなインド料理ではなくヒンドゥー教徒が好むようなレストランや食堂を利用すれば、お腹は壊さなくて済むんじゃないかなあ。
滞在中の私は、ビーガンのようなストリクトなベジ生活ではなく、ラクトベジタリアンな生活でしたが、
まずBenさんは臭くないし、なんとなく穏やかな人間性になるような気がします。
ちなみに、ラクトベジタリアンとは、乳製品は食べるけど、卵、肉魚類は一切摂らないというもの。
おそらくですが、インド人にはラクトベジタリアンが多いのではないかと思います。
ちなみにベジタリアンって、とても細かく分類されてはいるのですが、
ざっくりと分類すると以下の3つかな?軽い順に行くと、
Lacto-Ovo-Vegetarian(ラクト・オボ・ベジタリアン:乳卵菜食)
宗教上の理由や、健康のために、植物性食品に加えて、牛乳・乳製品のほかに卵も食べる人。
欧米のベジタリアンの多くがこのタイプ。
Lacto-Vegetarian(ラクト・ベジタリアン:乳菜食)
宗教上の理由や、健康のために、植物性食品に加えて、牛乳・乳製品などを食べる人。
Vegan(ビーガン)
Pure-Vegetarian(ピュア・ベジタリアン:純粋菜食)
食用・衣料用などの目的のために動物を搾取したり苦しみを与えることを、可能な限り廃止しようとする行動・生き方を歩む人。
ビーガンは、動物に苦みを与えることへの嫌悪から、動物の肉(鳥肉・魚肉・その他の魚介類)と卵・乳製品を食べないだけでなく、動物製品(皮製品・シルク・ウール・羊毛油・ゼラチンなど)も身につけたりしない。これに対して、Dietary Vegan(ダイエタリー・ビーガン)と呼ばれる、ビーガン同様、植物性食品のみの食事をしながらも、食用以外の動物製品利用については否定的でない人がいる。
この他にも、Fruitarian(フルータリアン) と呼ばれる、ビーガン以上にストリクトな思想を持った「植物をも殺さない(絶やさない)食品のみを食べる」人たちもいます。あのスティーブジョブスもそうだったらしいですよ。
フルータリアンが食べられるものは、ぶどうやリンゴ。これらの実を収穫しても木は死なないから。かなり行き過ぎている感ありますが・・・
完全ベジ生活を過ごしてみて
帰国直後は、ベジタリアン(正確に言うと、「ラクト・オボ・ベジタリアン」)でいいや、と思っていましたが、日本では、やはりベジタリアンを貫き通すのは結構難しいと思います。体は腸内洗浄とかそんなものではないほどデトックスされ、心身ともに軽くなりましたが、10日ほど経ち、やはり元の食生活に戻ってきてしまいました。もちろん、お肉も食べています。ただ、まだ魚を食べる気になれず、食べていません。たとえ火が通っていても、どうも生臭さが気になって仕方がないのです。
これは、私は単にベジ生活だけが影響しているのではなく、今までになく真面目に取り組み向き合ったヨガがそうさせているんだと感じています。
実際、体重は2キロくらい落ち、体が軽いだけでなく、UCの私が健常者以上に結構な腸環境になっていたと自負できます。
解剖学のティーチャーが言っていたのですが、「食べるために生きている」というような人が現代の世の中に多いが、「生きるために食べている」という風に考えると、もっと食に対する捉え方が変わってくるはずだ、と。
日本にいると難しいベジ生活ですが、
たまに1週間、2週間とか限定的に取り入れてみるのはいいかも。
もちろんヨガはセットで!
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