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坐骨神経痛と真剣に向き合う

ここ最近、慢性的な坐骨神経痛を見て見ぬ振りをして過ごしてきた節があります。どうせ何やっても治らないし・・・という諦めもあって。

でも、インドの師匠は、今回全力で私の坐骨神経痛を取り除こうとしてくれています。本当に本当にありがたい。

オフシーズンで人数が少ないのもありますが、クラスの内容もバックベンド系ポーズを多く組み入れてくれていたり、クラス後も師自らが調整(マッサージ)くれたり。師匠は、大学でPhysiotherapyを専攻した人だから、大変豊富な知識があり、「ひまわりんは筋肉の問題じゃない、神経の問題だから、ここを緩めるんだよ」など、といつも勉強になります。

またお父様がAyurvedaのドクターであることもあり、食事や生活の観点からもアドバイスをいただき、何かと助けてもらっています。

その師に昨日言われたのが、

「いつも坐骨神経痛のことを考えて過ごしなさい」

と。

ああ、そうか。そうだよね。

と思いました。むしろ考えないように、気がつかないふりをしてここ1年ほど生活していた自分が愚かだったと気づきました。

痛みはあるものの、常に痺れがあるわけではないし、歩行に大きな支障もないし、ヨガもなんとかできている。でもでも、悪化したら歩けなくなることだってある。

「常に様子を観察して、考えて過ごせば(同じ体勢を長くとり続けない、とか座りっぱなしを避けるとか、足をフリーによく動かすなど)、数ヶ月でまた元どおりにラクに心地よくポーズが取れるようになるよ」

ヨガを実践しているというのに自分の身体を大事にしていないな、って気付かされた感じがしました。

人間関係だってそうで、相手を大切に思う気持ちが自然と伝わるものです。自分の身体だってそうです。まさしく、ひまわりんが過去の闘病で実践してきたこと。一番、シンプルで大切なことを忘れていました。

この師に出会ったのが去年の9月。初めて出会った時のようなフレキシビリティは今の私にありません。でも、師は私の恵まれたフレキシブルな身体を覚えていて、どのポーズがどこまで取れていたか、というのを精確に覚えているから驚きです。なので、ポーズでもここまでやりたいんだろうな、とかわかるようですし、私の身体の柔軟性のポテンシャルがわかる故に、かなり易しいところまで戻してくれます。

慢性的に坐骨神経痛を患い、アーサナのポーズが取れなくなって気づいたことがたくさんあります。それはヨガクラスをリードするときにもとても役立っています。

そして、アーサナの練習で一番大事なことは、美しいポーズの形や、完成ポーズが取れるようになることではなく、呼吸です。呼吸をいかにコントロールできるか。自分にとっても、永遠のテーマだし、インストラクターとしてもきちんと伝えていきたいところ。

これを忘れちゃならないのです。

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