トゥリウンドトレッキングにも行きたかったのだけれど、膝の調子がイマイチなので、この後のことも考えて今回はパスすることにしました。

ダラムサラも残すところあと一泊。ちょうどよかったかな？長すぎず短すぎず。

そろそろいつもの地に行きたいのであります。

ただ、ここにいると坂道が多く足腰が鍛えられるのと、遠くの美しい山々をいつも見て過ごせるので、視力が回復する気はします。あと、インドとは思えないほど空気は綺麗だと思います。

今日は朝から40分山を登り、久々にハードなヨガを朝から2時間。なかなかいい汗をかいたあと、タクシーを捕まえてそのままNorbulingka（ノルブリンカインスティトュート）へ。今回、行きたかった場所の一つ。

とーっても良いところだったので、別途ちゃんと書きます！

ちなみにマクロードからノルブリンカまでは、車で片道30分ほどかかります。

その道中立ち寄ったガソリンスタンドで見かけたとある看板。

私が見る感じ、1割にも満たないヘルメット着用率のインド。一応法的にはヘルメット着用しなきゃならなくなったみたいだけど、まだまだ進んでいないようです。だからなのね、と感心していたのも束の間、ノーヘルライダーのバイクにガンガン給油しているではありませんか！！やっぱり、ここはインドだものね。

その後一旦宿に戻り、15分昼寝して、またヨガクラスへ。やっぱりリードしてもらったり、アジャストしてもらったり、やっぱりいい！委ねられるって。

朝の2時間ヨガは結構こたえてて、すでに腕がガクガクで最後のヘッドスタンドがフラフラだったけど、夕方はしっかり長くキープできた。体力ない状態でいかにできるか、なのに・・・この4日間自分に甘々で過ごしすぎたなと少し反省。

そうそう、今日話をした印象的な3人について少し。

一人はバグスから乗ったタクシーの運転手。ダラムサラ生まれダラムサラ育ちのインド人。25歳位かな？昔、学校で広島・長崎の原爆のことを習って興味を持って、何冊か本を読んだそうです。いつか訪ねてみたいと。でもVeryExpensiveだからきっと無理かなーって言っていました。

もう一人は、ノルブリンカで会った、彫刻の技術者のチベット人。生まれはネパールで、大地震の直前にインドに来たそう。知人もたくさん亡くなったそうです。彼も20代後半かな？ノルブリンカで働き数年したら、ネパールに戻りたいって話していました。本当は祖国がいいんだけど、ネパールは少しでも近いからさ、と。そして、彼も日本にいつか行ってみたいと。日本人は優しくていろんなサポートをしてくれているんだ、と話していました。次会うときは日本で！と。

そして最後の一人は初日にも出会っていて、結構たくさんお話しをした30歳くらいのチベット人女性。ヨガクラスで出会ったのですが、今日が会えるの最後だと思うと言うと、「じゃあもう少し話したいな」と言ってくれたので、山が見える道端の階段に腰掛けた。初日に彼女が中国語を勉強していると聞き、ずっと不思議に思っていたので理由を聞いてみたら、「私はチベットからの移民（難民）。チベットで生まれて7歳の時にヒマラヤを越えてきた。親族の一部はチベットにまだいるし、私もそう遠くない将来にチベットに戻りたいと思っているから、中国語が必要なの」と。他にもたくさん話したけれど、祖国に簡単に帰ることができない、ってどういう気持ちなんだろうと考えると胸が苦しくなります。

ここダラムサラは、インドであってインドでない、そんな感じの街でした。あ、車のクラクションも他の街より少し控えめだし、物を強引に売りつけようとする人たちもいなくて、インドの中ではツーリストにも優しい環境だと思います。

今日は、ギリギリ1万歩手前だったのだけれど、この上った階数「57階」ってのが、いかに山で過ごしているかが分かるでしょ？

みなさんはいかがお過ごしでしょうか？

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朝ヨガに出かけたので、ソイプロテインを飲んだだけ