バレエ衣装などのループ(ムシ)の作り方
バレエ衣装などのループ(ムシ)の作り方を
ブログにUPしてほしいというリクエストがありました。
昔からこういうチクチクやるのは嫌いじゃない。
料理を作るよりは、服を作る方が好きです。
母に似たんだと思います。
バレエのレンタル衣装は、
たいていけっこう大きめのものが届きます。
特にクラシックチュチュの場合は、
ジャストのものがくることはまずありません。
それにぴったりの位置にループがなければ、
踊っている時に緩すぎて踊りにくかったり、
ラインが綺麗に見えなかったり、
また反対にきつすぎて呼吸を妨げたり、
とよくありません。
このような場合、
「ループ」、いわゆる「ムシ」を作る必要があります。
ホックを引っ掛けるところです。
用意する糸
糸は太口糸や、ボタン用の糸を使うといいと思います。
さあ、縫い始めはどこから?
生地の裏から、
まずホックの幅を目安に、二重に糸を通し、
そのできた二本の中に針(糸)をくぐらせて、
手前に輪っかを作り、その中に針を通したら、
ギュッと引っ張ります。
ひたすら、この繰り返し。
ムシを作るときのポイントは??
もし、途中、多少輪っかを通す向きを間違えたりしても
できあがりにはそんなに大きな差はありません。
気にせずガンガン進みます。
それよりも、輪っかをつくっていくとき、
キュっと引っ張りきつく縛っていくようにするのがポイントです。
ムシ作りの最後は?
ギリギリまできたら、
最後に生地裏へ針を通し玉留め。
このとおり、できあがり。
意外に簡単で、慣れれば一個1~2分でできます。
毎回お直し屋さんに出す、
というリッチな人もいますが、
本当に簡単なので覚えちゃいましょう。
ちなみに、クラシックチュチュなんかは、
割ときつめの位置にループを作ります。
個人的には、
しっかりとフィットしたチュチュで踊ると、
体幹が締まり回転ものなんかはやりやすくなると感じます。
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