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服薬アドヒアランスについて考える 前編

「服薬アドヒアランス」ってご存知ですか?

これも先日の「潰瘍性大腸炎の最新治療」の講演会にて、少しだけ触れられていました。

アドヒアランス(adherence)って?

〔物への〕付着、粘着
〔規則などの〕順守、固守
〔信念などへの固い〕支持、信奉

直訳では、上記のように、固守、執着といった意味がありますが、医療の世界では、
「患者が治療方針の決定に賛同し、積極的に治療を受けること」
を意味します。

よって、
「服薬アドヒアランス」
とは、
「患者が治療方針(服薬)に賛同・納得し、積極的に正しく服用すること」
となります。

服薬アドヒアランスと服薬コンプライアンス

そして、
「服薬アドヒアランス」
と似て非なるものに、
「服薬コンプライアンス」
があります。

コンプライアンス(compliance)は、従順、服従という意味があります。
サラリーマンの方ならば、会社でなにかと「コンプライアンス」という単語を、耳にすることも多いと思うので、イメージがつきやすいかと思います。
「服薬コンプライアンス」
は、
「(方針に納得・賛同しているかはさておき)、決められたとおりに正しく服用すること」
です。

医師の処方した薬を患者が指示通りに服用することは、
言うまでもなく治療の上で重要なことですが、近年では、服薬について、コンプライアンスではなく、アドヒアランスという考え方が主流になってきているようです。

服薬アドヒアランスがよい場合の治療成功率と
服薬アドヒアランスが悪い場合のそれとでは、
前者が高いそうで、有意差が認められるほどの論文データもあるようです。

ひまわりんの場合、医師から「服薬コンプライアンスが悪い」と評されているに違いありません。
そして、私から言わせれば「服薬アドヒアンスも悪い」のです。

総体的に、ひまわりんの「服薬アドヒアランス」が低いのは、自己免疫性肝炎で入院した際に行ったステロイド大量服用が背景にあります。

この過去をただ引きずって行くのではなく、
今一度、服薬ということに真摯に向き合わなくてはいけないのかな、と思い始めています。

長くなりそうなので、
前編後編と分けようと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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