インド独特なルール　タージマハル入場料や両替、香辛料持ち出しなど

インド

インドならではの独特ルールを予習！

ヨーロッパ好きだと思われている私が
「インドに行く」
というとすごく驚くとともに、
「まさか一人で行くんじゃないよね？」
と大抵言われます。

「いや、一人だけど」
「ツアーとかで行くんだよね？」
「いや個人旅行・・・」
「大丈夫なの？？」

このやりとりに最近少し疲れ気味w
でもそれだけ心配してくれてるんだよね。
ありがたいことです。

ちなみに安全についてはかなり気を使っているのですよ。
移動手段とか、時間帯とか。
泊まるところよりも、移動手段かな。
デリーやアグラ（あの有名なタージマハルがある都市）はぼったぐりどころか
法外な金額を支払わせられた挙句に別の都市に移動させられたりとか。

とにかく、話しかけてくるインド人は99%疑ってかかった方がいいようです。

でも、私がイギリスの学校でクラスメートだったインド人はみな本当にいい子だったし、
前の会社の同僚のインド人は日本人よりも勤勉で、
なぜかいつも私にはおごってくれていた、人懐っこくていい人ばかり。
だから、インド人がみなそうとは思わない。

でも、インド自体は激しい貧富の差や、まだまだ根強いカースト制度の名残があるということを
頭に入れて訪れなくちゃいけないと思っています。

ちなみに、今回いろいろ準備を進めていくにあたって、
「へぇ」とインド独特な事情もわかってきました。

★インド発便では香辛料（スパイス）の機内持込（手荷物）はできない！

インド政府機関（Bureau of Civil Aviation Security)のルールに基づき、
インド発の航空機ではチリパウダーなどの香辛料（スパイス）は危険品と見なされ、航空機内への手荷物としての持ち込みが禁止されているようです。
受託手荷物としては預けれられるので、預けるスーツケースに入れなくてはね。

★日本で事前にインドルピーへの両替ができない！

海外旅行するのに避けては通れないのが両替。
ひまわりんも外貨によって、日本で両替した方がいいもの、現地で両替した方がいいもの、など毎回訪問する国ごとに事前に調べていますが、
わりと日本で両替していくことが多いかも。
旅行という限られた大事な時間を、慣れない土地と言葉で両替に費やすほうがもったいないと思ってしまう。

なのですが、
インドのルピーは国外への持ち出しが禁止されているので、事前に日本で両替することはできません。
なので、現地で両替をしなくてはなりません。
一番便利なのが、空港なのですが、インドでは空港レートが相当悪いことに加え、
旧札を混ぜてきたり（16年に一部紙幣が新しくなった）、やべれた紙幣を混ぜてきたり（インドではいくら落書きがあっても問題ないけれど、少しでも破れていると価値がなくなりお金として使えないみたい）と信用ならないようです。
よって、クレジットカードなどでのATMでのキャッシングかゲストハウスでの両替が一番いいそうです。

★インドではトイレにトイレットペーパーがない！

これはご存知の方も多いと思うのですが、トイレットペーパーがないのです。
高級レストランや、高級ホテルではあるようですが、基本はないと思わねばなりません。
これはまあ、中国とかでもわりと日常的ですが、それは中国人の彼らが文化としてトイレットペーパーを使わない、からではないのです。
単に公共の場に置いていないだけ。
インドの方は、そうではなくペーパー自体を使わず、
左手を使ってトイレに備え付けられているシャワーのようなもので上手に洗い（きっと）、
最後に左手をそのシャワーで洗う。（多分）

ちなみに中国ではトイレットペーパーを「手紙」と書きます。
→★「おもしろChinese」の記事

★インドでは、列車の座席も階級別！

インドはそれぞれの階級にあわせて座席数が設置されているそうな。
一般枠、外国人枠、軍人枠、警察官枠、医師枠、オフィサー枠などがあるそう。
これは、かけ離れた階級の人たちが同じ車両になってしまわないようにする配慮なんだとか。
列車料金は同じ。
なお、一般枠はインド人でも外国人でも予約可能で、外国人枠はキャンセルが効ききません。
なので、ひまわりんは今回一般枠で取りたかったのだけど、予約が埋まっていて、外国人枠の手配となりました。