前回のウィーンの記事が超長い記事になってしまったので、盛りだくさんのハンガリー編は記事を分けたいと思います。
ハンガリーの通貨は、フォリント
今回行った8カ国中、ユーロでなかったのが、ハンガリーとスイス。
どちらの国でもできるだけ両替せずに過ごしたいなと思っていました。
ハンガリーはユーロではなく、独自の通貨のFt(フォリント)です。
ただ、観光地ではユーロを使うこともできました。
日帰り程度でメジャーなところにしか行かないのであれば、ユーロの現金があればクレカを駆使してなんとかなると思われます。
私もフォリントへは両替しませんでした。
ちなみに、私が行った時期は、1Ftが0.44円でした。
ウィーン中央駅からブダぺストケレンフォード駅まで
往路
7:34 ウィーンミッテ駅発
9:58 ブダペストケレンフォード駅着
ホテルからウィーンミッテ駅までは、地下鉄移動。
このとき失敗したのが、初めての駅での乗り換えで、かつかなり大きな中央駅での移動。
なのに、乗り換え時間があまりなくて焦りました。
これを逃すと2時間後になっちゃうから。
ブダペスト往復はStandard Classで€25.8(4,937円)。
領収書を見るとOmioへの手数料が片道約€1。
それを考えるとOmioは日本語も選べるし、かなり使いやすいと思います。
定刻出発したものの…
海外で電車が定時に出発したことがなくて少々驚き。
全席指定。私は2等席を今回予約していました。
おどろきの超満員。
しかも私の乗車車両だけ電気系統が壊れてるらしく、電気も空調も落ちていて暑い。
このまま2時間半か、結構きついなと、なんだかインドの列車を思い出していたら、乗務員がやってきて
「僕たちも原因不明なんだけど、なぜかこの車両は満席です。安全に運行するために他の車両に移ってほしい。
4〜6号車にはまだまだ空席がたくさんあるから移動してください」と言われた。
真っ先に席を立って乗っていた3号車から移動しようとしたら、「ご協力ありがとう」と言われたので、私の理解は合っていたんだなと。
こんなアナウンス初めてだからはじめ聞き間違いと思った。
で、空いてる快適そうな座席に適当に座ってしばらくすると、乗務員が検札にきてQRコード見せたらお水をいただけました。
元の2等車よりもかなり良いRelax車という号車。
シートピッチも断然広いし、電源プラグもまともだし。1等車?と思って後ほど調べてみると、同じ2等車、Standard 車両ではありました。
とにかくラッキーでした。
ちなみに、復路についても、テクニカルリーズンのため正しくないシートをアサインしてしまったから、新しい座席を後ほど連絡する、とメールが日中来ました。
航空機のシステムトラブルが世界的に起きていた日だから、もしかしたら鉄道にも影響があったのでしょうか?
さて、正味8時間のブダペストステイはいかに???
トイレでクレカを初利用
電車内でトイレに行くのもなーと、到着後に駅構内で行こうと思ったのですが、ケレンフォード駅構内にはなく、外に出るとトイレがありました。
中に入ると受付のおじさんがいて、トイレ利用料が250Ft(約120円)でした。
私はキャッシュを持っていなかったのですが、クレカが使えるよ、ということでクレカで払おうとしたら、スワイプや差し込み口がなくタッチ決済しか対応してなくて・・・
そこで役に立ったのがiPhoneのウォレットに登録しておいたクレカ。
このあと訪れるドゥブロヴニクやイタリアでも、タッチ決済しか対応していないところは結構あったので、
無事トイレに入ることができました!
1日乗車券(24時間券)を購入
さて、一日乗車券を買うことに。
これが大正解。
24時間券 2,500Ft(約1,100円)で、今回訪れたどの都市の1日乗車券と比べてもコストパフォーマンスがピカイチでした。
最初の打刻時刻から24時間、トラム、バス、地下鉄に乗車が可能です。
このほかに72時間券などもあります。
ちなみに1回券は450Ft。
切符の写真を撮り忘れてしまいましたが、私は券売機で購入したので、紙の切符です。
切符券売機もクレカの読み取りができず、タッチだとスムースでした。
ブダペストはかなり切符のチェックが多く、私は20回以上乗り降りしたのですが、うち3回に1度はチェックがありました。
無賃乗車しているっぽい観光客は厳しく怒られ罰金を払わされていたようでした。
確実にリーズナブルなので切符は必ず購入し、必ず初回の車内で打刻をして乗車しましょう。
さっそく寄り道
まずは国会議事堂を目指していたのですが、トラムに乗車中、居心地の良さそうな公園が見えたので、急遽下車。
立ち寄る途中、美術館の前に駐車してあるトラックに芸術の街を感じました。
あとで調べてみると、ここはBajor Gizi Parkという国立劇場の公園で、真昼間だというのに人はほとんどおらず、ベンチがたくさんあり、美しい場所でした。
私の写真の撮り方が下手すぎて(涙)
ここの水辺に旧国立劇場が沈んでいるファザードは圧巻!
とにかく美しい公園でした。
そして国会議事堂へ
大変立派な建物で、今回のブダペストメインの一つです。
中も観たかったのですが、今回は日帰りだし、このあと、オペラハウスの方のガイドツアーもあるので泣く泣くパスしました。
一人で歩いているときに独り言とか言わないタイプですが(笑)、この建物と広場が見えてきた瞬間、思わず感嘆の声を上げてしまうほどのとにかく美しい建物でした。
別の角度から。
うろこ雲と太陽がたまたま幻想的に写りました。
真正面からも。
本当に感動してたくさん写真を撮りました。
こちらの動画は、かなりの高所作業での清掃作業。
お疲れさまです!
このあと、ドナウ川沿いを歩きます。
「Cipők a Duna-parton」というドナウ川遊歩道の靴を見に行きます。
ハンガリー編 vol.2に続きます。
【あとがき】
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