ひまわりんが
「潰瘍性大腸炎ですね」と診断されたのは
今から約15年前。
その診断された当時の認識は、
「生死に関わる病気ではないが病状によってはQOLが極めて低い」
「潰瘍性大腸炎が10年経過すると癌化する確率が高い」
こんな感じでした。
癌化(がん化)や癌化率については諸説あるようで、
これまで過去に主治医が4人代わりましたが、
それぞれ仰ることは異なっていました。
例えば、
「10年経過すると、UCのタイプや重症度にかかわらず一般の人の2倍大腸癌になりやすい」とか、
「30年経過すると半分近くが大腸癌になる」などの一方で、
「直腸炎型の癌化率は一般と変わらない」とか。
大腸に炎症が頻繁に起きているんだから、
そりゃそこが悪くなりやすいのは容易に想像できます。
ですから、頻繁に大腸内視鏡検査を勧められるわけです。
そして、こんなにも頻度高く定期的に
大腸カメラをやっている人って、
UCだとか大腸疾患がある人に限られると思いますが、
むしろ早期発見できるから、
一般の方に比べて癌化率は高くても、
癌による死亡率は間違いなく低そうです。
ただ、以前入院していた時に
内視鏡検査をしてくだった先生が言っていたのは、
「潰瘍性大腸炎に合併する大腸癌は発見が難しい」
ということでした。
炎症に紛れて癌があるとかで見分けにくいんでしょうか。
このことがすごく頭に残っているので、
検査時、鎮静剤投与下で余裕があるときは
「炎症の奥に癌が隠れていませんか?」
なんて聞いたりもしますw
私ももうUC発症から10年はとっくに過ぎてしまいましたしね。
幸いにも、
大腸癌は早期発見での完治率が極めて高い癌ですから、
いかにステージが進まないうちに治療できるかだと思います。
だから、
大腸内視鏡検査は定期的に必ず受けましょうね。
なお、初めて大腸内視鏡検査を受ける方に向けて、
「大腸内視鏡検査の心構え」を書いていますので、
よろしければどうぞ!
昨日の食事記録
<あとがき> 明日は肺と膵臓の精密検査です。頭の片隅には常にいたけど、極力考えないように過ごしてきました。明日、ある程度のことはハッキリすると思うので、またここで報告します。子宮の再検査は問題なしでした!よかった!要精密検査5つのうち、1つクリア!!!
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