母の話で恐縮ですが、ここを読んでくださっている方には参考になる話だと思うし、自分へのメモも兼ねて、書きたいと思います。
先週受けた検査の結果を聞きに行ったそうです。
結果は、
「現在、B型もC型もウイルスはありません」
とのことでした。
ただし、抗体は確認されたとのこと。つまり、過去にかかった形跡があるということです。
エコー検査(超音波検査)も問題はなかったみたいで一安心です。
ちなみに、C型肝炎よりもB型肝炎の方が要注意らしく、長らく問題なくても(おそらくウイルスがないと判断されても抗体がある場合は)、急に悪くなることもあるそうで、年1の血液検査とエコーを勧められたそうです。
肝炎netを読む限りは、ウイルスがないからと言って安心万歳ではない感じ。
キャリアの約9割は、無症候期から肝炎期、肝炎沈静期と移行し、その後、無症候性キャリアのまま生涯を経過する。
しかし、約1割は 慢性肝炎 を発症し、 肝硬変、肝細胞がん へと進展する危険性がある。
とのことです。
母の場合、現在体内にウイルスがないからキャリアとは呼ばないのだろうけれど、おそらく肝炎netで書かれている「無症候性キャリア」というもので、突然悪くなることがなくはないから一年に一度の定期検査を勧められたのでしょう。
ウイルス肝炎についてはもう少し勉強が必要です。
なんなら、母の病院ついて行きたかったくらい。
あと、母の若い時の劇症肝炎については、「自己免疫性肝炎の可能性が高いでしょう」とのこと。これは私の主治医も同意見です。
ちなみに母は、30歳くらいの時の甲状腺の手術の際、薬剤きっかけ(おそらく麻酔が原因)の劇症肝炎を発症し、その時の血漿交換治療でC型ウイルスに感染したと思われます。
この時の劇症肝炎が、きっとAIHなのですね。ステロイドが効いた、効かなかったということ以外は、発症年齢も、また非常に強烈な病状だったのも、薬剤がきっかけということも全て酷似しています。当時は、まだ「自己免疫性肝炎」というのはなくて、「ルポイド肝炎」とか言われていたはずです。
母は当時肝生検を断ったそうなので、真偽は分からずじまいですが、おそらくそうでしょう。
やっぱり親娘で似すぎよな〜と思います。
とにかく、ひとまず治療もしなくていいし、安心しました。
でも、過去にC型やB型のウイルス陽性と言われたことのある方は早めに一度病院に行ってくださいね。消化器内科のある病院ならとりあえず良いと思います。
特に私たちの親世代、60代以降の人たちは、当時の予防接種などでの針の使い回しや、出産時の輸血などで、ウイルス持っている方は少なくないと思いますので。
最近の食事記録
<あとがき> 安楽死の事件、とても考えさせられる問題だと思いました。ALSにかかっていたという51歳の女性は、元バリキャリの方だったそうです。ALSは脳はしっかりしているのに体が動かなくなる難病。本当に言葉では言い表せないほどの辛さと絶望感だと思う。自分でも耐えられる自信はないです。尊厳死についてこれを機にしっかり国に向き合ってほしいと思います。
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