昨日、トイレカードについてブログをUPしましたが、その中で「背に腹はかえられない」と思い、駅のトイレなどでトイレ順番を譲ってくださいとお願いしたことがある、と書きました。
「背に腹はかえられない」??
ふと、思ったのです。
トイレを譲ってもらうのに「背に腹はかえられない」と思ったUC患者の自分はまさしく「背に大腸はかえられない」というそりゃそうだ状態。
もともと、この諺は、
背中を守るためといっても、五臓六腑がおさまっている大事な腹を犠牲にできない
という意味から、
「大切なことのためには多少の損害はやむを得ないこと」を表すのですね。
「背」を他者に、「腹」を自分自身に見立てて、切羽詰った状況では他を省みる暇などないという意味でも用いられるようです。
潰瘍性大腸炎が真っ盛りだった私にとって、限界で抑えきれそうにないあの状況は、恥ずかしけれどまさしく他人を省みる暇もはなかった。
便意が抑えられないという状況で(=大切なことのためには)、他人からの目や便意という羞恥心(=多少の損害)はやむ得ないことでした。
江戸いろはかるたの一つ。
『江戸いろはかるた』の一つで、・・・あさきゆめみしゑひもせすの「せ」。
このかるたの絵を見るとなんかわかる。
「背に腹はかえられぬ」を英語ではなんて言う?
ちなみに英語でこの諺「背に腹はかえられない」をどう表現するかというと・・・意外に出てこなくて、バイリンガルの友人に聞いてみたら、これが近いんじゃないか、ということでした。
Needs must when the devil drives.
悪魔に追い立てられればどうしてもやらざるをえない。
なるほどー!ちょっと過激だけど、うん近いと思う。納得。
<あとがき> 東京発つときは風が少し吹いてて雨が降り出していたけれど。。。台風警戒が高まっている関東をひとたび出てみるとなんと晴れ渡った空と穏やかな海。でも留守中に台風ってのもちょっとやだな。。。
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